カテゴリー別アーカイブ: レンタルスタッフのおすすめ

秋の準備

8月も半ばにさしかかろうとしています。
これぞ夏！という猛暑が続くと、秋の涼しさがどのようなものか思い出せなくなりそうです（笑）。

さて、秋のシーズンはご婚礼や七五三でにぎわう季節です。
当店でお取り扱いしているアンティーク着物も、秋の文様は菊や紅葉、蔦などバリエーションに富んでいます。

中でも菊は、花弁にたまった露に不老長寿の力があると信じられ、長寿を象徴するおめでたい文様としてお祝いの席に好まれています。
見た目の華やかさも併せ持ち、まさに秋がシーズンの菊を用いた装いは、スタッフお勧めの装いです。
小物も、秋を意識した落ち着いた色で合わせると素敵です。

そろそろ秋のご参列のご予定のある方は、見ているだけでも楽しい季節の意匠をご覧になってみてはいかがでしょうか。

左：橙地雲取りに四季の花々文様訪問着　一式　43000円
右：紫ぼかし綸子地菊に蔦文様訪問着　一式　53000円

冨永

灯屋2の訪問着レンタルはこちらをご覧ください。

七五三のお勧め祝い着紹介　その2

前回に続きまして、こちらもかわいい赤系の三歳お祝い着のご紹介です。
まるで一服の絵のように、縫い目で模様がつながる、大人の振袖と同じ絵羽文様の格式高い一着です。
緑色の効いた鮮やかな裾模様には、かわいらしい丹頂鶴が！
他にも牡丹に松に梅といった、お祝いの日にふさわしいおめでたい意匠となっております。
裾模様の繊細さと朱の鮮やかさを鹿の子の被布でバランスよく。
きちんと感もあって、かつ華やかなお祝いの日にふさわしい一着です。

祝い鶴に花々錦紗祝い着

祝い鶴に花々錦紗祝い着
LK345-1
45000円

祝い鶴に花々錦紗祝い着

秋のシーズンを控え、七五三のお祝い着は8月14日（火）～24日（金）の間、お直しに出てしまうため、この間の七五三のご試着やお下見のご予約を承ることができません。
今週はご予約状況に空きがございますので、ぜひ代々木公園にお散歩がてらご来店ください！

吉田

七五三のお勧め祝い着紹介　その１

今年も七五三の受付が始まり、この秋に七五三をお迎えになるお客様にご来店頂いております。
数ある衣装の中から、今回はお勧めの3歳女の子の祝い着を紹介させていただきます。

LK340-1
小菊尽くし縮緬祝い着

3歳のお祝い着の定番、赤系のお着物の中でもこちらは最も柄が細かく、ころんとした小菊が可愛らしい一着。
豪華で華やか、というよりはお子様らしいあどけなさのあるこちらの着物は、小柄なお嬢様にもしっくりとなじみが良く、すでに大人気の一着となっております！
ふっくらとした赤い鹿の子の被布で、よりいっそうレトロで優しい印象に。

暑い中ですが、お店は連日、元気なお客様でにぎわっております。
人気のお日にちはご予約も混み合いますので、お時間がございましたら、ぜひお早目にご試着ください！

吉田

ご婚礼のための髪飾り鼈甲のかんざし

結婚式を迎えるにあたり、婚礼衣裳と共にじっくりとこだわりたいのが、髪飾り。
灯屋２代々木店では、婚礼用の髪飾りも多数ご用意しております。

こちらは鼈甲風の髪飾り。本物の鼈甲ではなくプラスチック製です。
本来は高島田など日本髪を結うときに使うものですが、近年はそこまで本格的な日本髪は結わない、和テイストのアップスタイルが人気。
セットを全部使わずに、単品を部分使いするのが主流。
こんな鼈甲風の髪飾りで伝統的な和装をトータルで演出してみるのもお勧めです。
造花や生花を使ったアレンジとは違った古典的かつモダンな雰囲気となります。

髪飾りセットレンタル料金：5000円
（ご婚礼衣装をお申し込みの方にお貸出ししております。）

涼やかに、華やかに、夏きもの

結婚式のお呼ばれに相応しい夏着物のご紹介です。

写真右：大きく花開いた撫子が印象的な単衣の小紋。
めずらしい水色地に可憐でポップな色使いが夏ならでは装い。
訪問着よりもカジュアルダウンした小紋ですので、結婚式2次会やレストランパーティーなどへお気軽にお召し頂けます。
レンタル料一式　35000円

写真左：礼装シーンに相応しい単衣の色留袖。
こんなに可愛らしい色使いの色留袖が入荷したのは初めて！
黒を効果的に取り入れた、撫子や桔梗、菊の裾模様が大人可愛い印象です。
レンタル料一式　40000円

梅雨が明ければ夏はすぐそこ！
夏のお出かけがますます楽しくなる夏きもの、ぜひお楽しみください。

菊池

伝統の手仕事を感じさせる婚礼小物たち

菊に菖蒲、牡丹などの花々に丹頂鶴をモチーフに色彩豊かに織り出された大正時代の丸帯。
鶴は万年と言われるように、花嫁の永遠なる幸せを願って作られた婚礼の日のためだけの特別な装い。

贅沢な手刺繍をふんだんに施した筥迫（はこせこ）。
江戸時代、武家の身分の高い女性が懐紙や化粧道具を身につけて持ち運ぶために胸元に挿したのが始まりですが、女性の美しくさの象徴として婚礼の装いに用いられてきました。
江戸の頃より、鶴や亀、花文様などの可憐な図案を手刺繍で施し、その豪華さを競い合うように女性たちに愛されてきました。

近年においては作り手の減少とともに略式の結婚式が多くなり、本物の婚礼道具を目にする機会も少なくなってきました。
生涯における大切な記念日、結婚式にはぜひとも古くから受け継がれる意匠を汲む婚礼小物を身に付けて特別な日の装いをご堪能ください。

写真の商品：全てレンタル専用品

灯屋2の黒引き振袖レンタルはこちらをご覧ください。

単衣の季節がはじまります

まもなく6月に入ると着物の世界の衣替え、袷（あわせ）から単衣（ひとえ）に変わります。

単衣の着物は、胴裏、八掛という裏地がなく一枚仕立てなので、軽くて涼やか。
透け感のある絹素材なので、長襦袢の上に羽織るとうっすらと襦袢が透けて見た目もはんなり涼やか。

7月に入ると絽（ろ）という素材に変わるので、たった一か月だけの期間限定で楽しめるおしゃれな着物。
単衣の着物は季節の柄を写したものが多いのが特徴で今だけの短い季節を愛でる、日本ならではの美意識が堪能できます。

単衣のレンタル訪問着多数取り揃えておりますので、6月の結婚式参列、結納などに是非お召しください。

写真右：蔦にあじさいの図刺繍訪問着　一式52,500円
　　　左：菖蒲に芙蓉の図友禅染訪問着　一式47,250円

初夏～秋のご婚礼衣装のご予約、好評受付中です！

何かと慌ただしい4月の新年度もようやく落ち着き、近頃はご婚礼のご予約が多くなってきました。
お式での婚礼衣装、披露宴でのお色直し、前撮り撮影でのご着用など、皆さま思い思いに和装を取り入れていらっしゃる姿をお見受けします。
近年は夏のご結婚式でも和装をされる方が多くなってきたように感じます。
今は式場のみならず神社の中も冷房完備ですし、和装の場合は花嫁さんに合わせて調節して頂けるとのこと。
夏だからこそ似合う、さわやかな色目を選び涼やかに着物を楽しんでみるのも一考です。
ゴールデンウィーク中のご試着予約はまだまだゆとりございますので、ごゆっくりとご試着頂けます。
ご検討中の方はぜひこの機会にご覧頂ければと思います。