2月になりました。

2月は別名「如月（きさらぎ）」ともいいますが、その由来には複数あるそうです。

特になるほど、と思ったのが、
2月は、ぽかぽか陽気になって薄着になったかと思えば、
寒さがぶりかえし、一度脱いだ着物をさらに着なおすので
「衣」を「更」に重ね「着」するから「衣更着(きさらぎ)」になったという説。
その他にも「生更ぎ」という字をあてる説があります。
寒い冬から春に向かって草木が生き返り、新しい芽を吹くことを意味するそうです。

なんと、当店の花瓶に生けてある金色に塗られた柳の枝に…

小さな芽が出ていました！

装飾のペイントをものともせず、たくましい生命力です！
まだまだ寒い日が続く中でも、草や木は着実に春に向けての準備を始めているんですね。

そして、早くも一ヶ月後にせまってきた卒業式。
袴のレンタルは、まだまだ好評受付中です。
卒業生の皆様はお忙しかった1月を終え、ほっと一息ついていらっしゃることでしょう。

是非お友達とお誘い合わせの上、ご試着にいらしてくださいませ。
皆様が素敵な春を迎えられますよう、スタッフ一同心をこめてお手伝いさせて頂きます♪

レンタルフロア　冨永

灯屋2の袴レンタルはこちらをご覧ください。

師走に入り、何かと忙しない季節となりました。
代々木店レンタルフロアーでは秋の婚礼シーズン、七五三レンタルが終わり、早くも来年1月の成人式に向けての準備が始まりました。

ご予約頂いた振袖一点一点の刺繍の状態などをチェックしプレス、襦袢に半衿を縫い付け、バッグ、草履、小物と共にセットし、箱に詰める…
この振袖を着て、素敵な成人式を迎えるのだろうなぁ、とお召しになったお客様のことをあれこれ想像しています。

私の20歳のころは今よりずっと情報が少なく、振袖についてあまり選択肢がなかったように思います。
今のお客様のように、ヘアメイクにこだわるでもなく、勉強不足で自分プロデュースが下手だったなぁ、と。

左：枝垂れ藤に熨斗目文様黒振袖　レンタル一式　147000円
右：飛翔鶴立湧文様綸子地振袖　　レンタル一式　126000円

振袖を着て素敵に装うお嬢さんたちを見て、我が子を見るように(一体いくつだ…）感激ひとしおです。

再来年2012年度のご予約はもちろんのこと、来年2011年度のご予約もまだまだ承ります！！
来年度の最終ご予約は12月19日(日）まで可能ですので、ご検討中の方は是非ご来店ください♪

代々木店レンタルフロア

灯屋2の成人式振袖レンタルはこちらをご覧ください。

ふとした時に感じる風の涼しさに、季節の移り変わり、秋の深まりを感じます。

さて、来春2011年度の成人式の振袖はすでにお決まりでしょうか？
まだお決まりでない方には、是非灯屋2の振袖レンタルをお勧めさせて頂きたい今日この頃です。
というのも、かわいい振袖、帯がいろいろと入荷しており、お勧めしたいものばかりが集まってきております。

愛らしい季節の花尽くし、凛とした黒の菊文様など、アンティークの魅力溢れる振袖の品々…
今まで沢山の振袖をご試着されてもピンとこなかった方、いまいちイメージ通りの振袖が見つからなかった方、是非一度ご来店ください！

ご試着は時間に余裕をもってご覧頂くためにご予約制となっております。
ご希望の日時をお電話・メールにてお知らせください。

写真の振袖 「綸子地花籠文様振袖」　レンタル価格一式 147000円（振袖、帯、小物含む）

光沢のある桃色地に桜や牡丹、あやめなどの花々が豪華にあしらわれた花籠が描かれた華やかな振袖に、ピンクと水色の斜めストライプの帯を合わせました。アンティークならではの個性光るコーディネートです。

暑い日が続きますが、着物でのお出掛けが楽しくなるような夏の着物が入荷しました。

今回ご紹介するのは、サーモンピンク地に菊花文様の色留袖と、水色地に桔梗、撫子などの花々が散りばめられた小紋となります。
両方とも単衣となります。アンティークの単衣は現代のものよりも生地が非常に薄く透け感がありますので、8月の盛夏の時期をはずして通常の単衣よりも長いシーズン楽しめます。

色留袖は黒留袖の次ぐ格の正装となり、ご親族やお仕事関係の方の結フォーマルな結婚式ご参列に向いています。
通常は、ベージュやグレー地など通常は地味めな色目のものが主流ですが、この着物の華やかさときたら、本当に飛び抜けています！
少々目立ってもよい場でしたら、是非お勧めさせて頂きたい一着です。

小紋は、本来格としては普段着となりカジュアルな場にお召し頂く着物となりますが、このシーズンは夏の装いとしてレストランパーティー、結婚式2次会などにお召しになられる方も多くいらっしゃいます。
ドレスに比べて肌の露出が少ないので、逆に淑やかで上品な印象となります。
洋服感覚できれいな色の小紋を選べば、レストラン、ガーデンなどの洋風の場にも合い、花を添える印象です。

いずれにしても、夏の着物姿に大切なのは、暑さを感じさせない涼やかさ！
さらりと上品に着こなして、夏ならではの装いを楽しみたいものです。

灯屋2の訪問着レンタルはこちらをご覧ください。　→　訪問着レンタル

いよいよ新春の足音が聞こえてきました。
着物でのお出かけも増えてくるのではないでしょうか。
そんなパーティーシーンにぴったりのアンティークならではの着物をご紹介します。
　
　
白縮緬地梅散らし文様訪問着

すっきりとしたアイボリー地に緑や桃色の梅花が描かれ、その間にシルバードットの銀箔が散りばめられています。
普段だったらちょっと気おくれしてしまいそうなインパクトのある柄行ですが、お正月や初詣のお出かけなら、少しくらい華やかに装ってみるのも楽しいものです。

　
紫縮緬地槍梅文様訪問着

すっと上に向かって枝を伸ばした槍梅（やりうめ）文様の訪問着です。
梅を具象化したモチーフですが、ふっくらとした蕾が愛らしくかわいらしい印象です。
落ち着いた地色に白や薄桃色の文様が映える新春ならではの一着。
新年のご挨拶や観劇に着てみたいものです。