街の木々もだんだんと色づき始め、秋が深まりゆく季節ですね。
そんな今こそ着物を着て、移ろう季節の流れを楽しみたいものです。
今回ご紹介させて頂くのは、紫色の地色にうっすらと縦縞の地模様の入った紋錦紗（もんきんしゃ）。
今はもう作られていない、アンティークならでは絹地です。
肩から胸にかけて橙に色づいた蔦が、前中心にはすっと立ち姿の美しい菊の花が配され、手描き友禅染ならではの情緒溢れる雰囲気。
クラシカルな雰囲気ながらも、黒地のドット柄の帯をコーディネートすることにより、モダンな印象に。
ご友人の結婚式や、パーティーなど様々なシーンで映えることだと思います♪
訪問着一式レンタル料金：45,000円
菊池
灯屋2の訪問着レンタルはこちらをご覧ください。
普段はレンタルフロアでコーディネートや着付けをさせて頂いている私ですが、先日は雑誌の撮影スタジオへ出張着付へ行ってきました。
お着付けさせていただいたのは坂下千里子さん！
気さくで明るい坂下さんと、スタッフの皆さんのおかげで仕事を忘れて（？）楽しいひとときを過ごさせて頂きました！
坂下千里子さんのブログでもご紹介いただいています。
このままでブログを終えてしまうと、坂下さんの一ファンのコメントで終わってしまいそうなので着物を紹介しますと…
光沢のある綸子地に梅の花が散りばめられた、華やかなアンティークの訪問着です。
可愛さいっぱいの花々には手刺繍が施され、愛らしい雰囲気を醸し出しています。
通常の訪問着より少し袖丈が長めのデザインなので、大人の女性でもどこか可憐な印象になるのがこの着物の魅力。
可憐な印象の坂下さんによくお似合いでした！
着付け 吉田
着物コーディネート 菊池
以前からお問い合わせを多く頂いておりました、中振袖のレンタルを開始致しました！
中振袖とは、その名の通り、大振袖と小振袖の中間のお袖丈の振袖です。
訪問着より可愛く華やかで、大振袖より大げさではない。
ご友人の結婚式やパーティー、結納などの祝席にお勧めです。
中振袖はこちらに掲載のもの以外に、全部で15点程ございます。
華やかで可憐な印象の装いをお楽しみください☆
左から
No.3004 蝶々に菊花ぼかし中振袖 55,000円
No.3007 牡丹に梅菊文中振袖 60,000円
No.3012 貝合わせに御所車空色中振袖 84,000円
灯屋2の中振袖レンタルはこちらをご覧ください。
8月も半ばにさしかかろうとしています。
これぞ夏！という猛暑が続くと、秋の涼しさがどのようなものか思い出せなくなりそうです（笑）。
さて、秋のシーズンはご婚礼や七五三でにぎわう季節です。
当店でお取り扱いしているアンティーク着物も、秋の文様は菊や紅葉、蔦などバリエーションに富んでいます。
中でも菊は、花弁にたまった露に不老長寿の力があると信じられ、長寿を象徴するおめでたい文様としてお祝いの席に好まれています。
見た目の華やかさも併せ持ち、まさに秋がシーズンの菊を用いた装いは、スタッフお勧めの装いです。
小物も、秋を意識した落ち着いた色で合わせると素敵です。
そろそろ秋のご参列のご予定のある方は、見ているだけでも楽しい季節の意匠をご覧になってみてはいかがでしょうか。
左：橙地雲取りに四季の花々文様訪問着 一式 43000円
右：紫ぼかし綸子地菊に蔦文様訪問着 一式 53000円
冨永
灯屋2の訪問着レンタルはこちらをご覧ください。
まもなく6月に入ると着物の世界の衣替え、袷（あわせ）から単衣（ひとえ）に変わります。
単衣の着物は、胴裏、八掛という裏地がなく一枚仕立てなので、軽くて涼やか。
透け感のある絹素材なので、長襦袢の上に羽織るとうっすらと襦袢が透けて見た目もはんなり涼やか。
7月に入ると絽（ろ）という素材に変わるので、たった一か月だけの期間限定で楽しめるおしゃれな着物。
単衣の着物は季節の柄を写したものが多いのが特徴で今だけの短い季節を愛でる、日本ならではの美意識が堪能できます。
単衣のレンタル訪問着多数取り揃えておりますので、6月の結婚式参列、結納などに是非お召しください。
写真右：蔦にあじさいの図刺繍訪問着 一式52,500円
左：菖蒲に芙蓉の図友禅染訪問着 一式47,250円
少し前のものになりますが、スタッフ冨永の着物姿をご紹介させていただきます。
着物コーディネーターとして、いつもお客様のコーディネートを担当させて頂いております冨永ですが、この日は友人の結婚式2次会にお招きされ、お気に入りの着物姿に変身！
この日のために選んだのは、シックなグレー地に牡丹と菊が染められたアンティークの小紋。
博多織の縞の帯に鎌倉彫の帯留を合わせ、普段着の小紋をぐっと粋にパーティー仕様に。
牡丹の葉と同系色である抹茶色の帯揚げ、黒台の草履を合わせ、渋好みの彼女らしいテイストを盛り込んだ着物姿となりました。
着物：牡丹菊文様錦紗小紋 レンタル料金一式36,750円
草履・バッグ 各3,150円
新入荷の着物のご紹介です。
青のぼかし地に大輪の牡丹の花が咲き誇る、アンティークの小紋です。
牡丹が引き立つように淡い黄色の帯を合わせ、鮮やかな青色の袴をコーディネート。
優しいピンク色の花びらに渋めの黄緑色の葉が雰囲気溢れる、アンティークならではの一点ものです。
こんな着物にブーツを合わせれば、大正時代の令嬢さながらの袴姿に！
卒業式会場で目立つこと間違いなしです！
牡丹花青ぼかし小紋 袴と一式:47,250円
灯屋2の袴レンタルはこちらをご覧ください。
日に日に涼しさを増し、秋の和装が楽しみになる今日この頃。
秋の礼装にお勧めの振袖をご紹介します。
臙脂×マスタード色が雲取り文様の地に、菊・南天・梅などの花が刺繍された非常に豪華な振袖です。
金糸・銀糸を用いた駒留刺繍がふんだんに施され、ハッと目を引く繊細な手法。
ご結婚や成人式など、礼装の装いに相応しい華やかな印象。
白地の丸帯を合わせ、振袖を引き立てるコーディネートがお勧め。
お好みの帯揚げ、帯締めをお合わせください！
雲取り文菊花刺繍振袖
レンタル価格：一式168,000円
菊池 カイ
七五三祝い着のご紹介、今回は5歳の御衣裳です。
昔ながらの黒紋付き羽織に合わせているのは、当店では初登場の格子柄の袴。
同じ黒紋付き羽織でも、黒い縞の袴を合わせたLK535-1は、武家の子を彷彿とさせる正統派で古風な印象。
また、金の袴を合わせたLK530-3では一国のお殿様のような豪華絢爛、華やかな印象です。
黒ではなく茶色の格子（しかも微妙に違う2色！）なので、印象が優しく、どこかモダンで都会的な着姿になります。
格好良いのだけれども、ちょっとかわいくもある。
お母様から大好評のおしゃれな一着です。
吉田
灯屋2の七五三 レンタルはこちらをご覧ください。
七五三の新入荷紹介は3回目ですが、すでにお客様より「ブログで見ました」と嬉しい言葉をいただいております。
御衣裳選びのご参考になればと思います。
今回も3歳のお着物の紹介です。
紫色の地が見えなくなるほどの華やかな柄付けが特徴です。
同じ紫の小紋柄では、人気の「LK335-1百花絢爛祝い着」がありますが、あちらは「はんなり」とした優しい色合い。
こちらは、くっきりと色鮮やかな色彩が、溌剌と元気いっぱいな印象です。
着物の名前に「糸巻き」と入っているだけに着物には、
可愛らしい糸巻きが。
長い糸を巻きつける糸巻きはお子様の長寿。側には「難を転ずる」にかけた南天も。
他にもお嫁入り道具の貝桶と貝桶のなかのはまぐりが、花の中にちりばめられています。
いつか素敵な人と巡り合って、幸せに長生きができますように。
この着物にはそんな願いが込められています。
この着物はまだHPには掲載がありません。
お問い合わせの際はブログで紹介のLK335-7とお問い合わせください。
吉田
灯屋2の七五三 レンタルはこちらをご覧ください。