枝垂れ藤とツバメの訪問着

枝垂れ藤とツバメの訪問着日に日に初夏へと向かう陽射しが強くなりますが、着物の暦の上では5月はまだ袷の季節。
日中は暑さを感じる位の気温ですが、6月の単衣まであと少し、今しか着れない柄行きを楽しむのが粋というもの。

こちらは、枝垂れ藤にツバメの訪問着。
優しい色合いの薄卵色に黒色のツバメがアクセントになります。
新緑萌える時節を意識して、萌黄色の帯を。着物と同じく枝垂れ藤が金糸で織り込まれ、お太鼓部分には牡丹と菊の花が刺繍されています。
こんなよそ行きの着こなしの時は、小物にもこだわりたいもの。
帯と同じ萌黄色のアールデコ調のビーズバッグに紫陽花の髪飾りをプラスして、今ならではの着こなしを目一杯盛り込んだコーディネートの完成です!

堅苦しく感じてしまうこともありますが、ルールがあるからこそ逆にその時その時の着こなしを楽しめる。

それも着物の魅力なのかもしれません。



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菊池

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