大らかな筆の運びでたっぷりと描かれた数々の草花。
牡丹の花弁の一枚一枚などは、巧みなぼかしと手刺繍によりまるで本物のような立体感のある仕上がりとなっており、花びらのうすく柔らかな感触が伝わって来そうです。
裾の方に配された黒のエ霞が画面を引き締め、優しい色合いの中に程よいスパイスを与えています。
鼓や檜扇、御所車なども描かれ、大人っぽい印象となっています。
雅な古典文様をゆったりと描いた、絵画のような美しさのある一枚です。
四君子花々に古典文振袖 レンタル一式 160,000円
冨永