日々、気温も上がり始める5月後半。そろそろ単衣の着物を着る方も増えてきました。
「衣替え」は、平安時代の朝廷に始まった習慣だといわれています。
当時は夏装束と冬装束が定められ、中国の風習に習い年に2回、4月1日と10月1日に着替えをすることが決められていました。
当時は「更衣」と呼ばれていたそうです。
その後、衣類以外の小物類にも及び、一般庶民もこれに従うことになりましたが、「更衣」の呼び名が天皇の着替えの野間の職名と同じ事から、民間では「衣替え」と呼ぶようになったそうです。
変化に富んだ四季を持つ日本。
その四季を快適に過ごすための知恵。
温暖化が叫ばれる今、この古来からの習慣が変わらずにあり続けて欲しいものです。
早速箪笥を開け、これからの季節のキモノたちに新しい空気を…。
この夏もヨロシクね。
首里木綿単衣 25200円
インドサリー名古屋帯 39900円 → 5月18日更新の帯のページにて紹介しています。
代々木本店 斎藤
少しずつですが単衣の着物を紹介していきます。
単衣の着物はアンティーク着物のページをご覧ください。