お盆を過ぎると、どこか秋らしいさを感じるようになり、最近は夕方になると風も優しくなってきました。
先日結婚式へご列席されるお客様も、そんな秋を感じる日、柔らかなアイボリー色の単衣の訪問着でお出かけになりました。
結婚式へのご列席はいつも洋装でお出かけになるというお客様。着物を着る機会はほとんどなかったそうですが、今回は和装の結婚式のため、お着物でお出かけになることを思い立ったそうです。
様々なお色味をお試しになった中からお選びいただいたのは、アイボリー地に芙蓉や菊がまるで日本画ように描かれた単衣の訪問着。
訪問着といえば、明るい華やかな地色に吉祥文様というような着物がオーソドックスですが、今回のお式はファッション関係のご友人様ということで、どこか粋でオシャレな雰囲気を出した組み合わせをお勧めさせていただきました。
市松文様の帯には秋を感じる萩や撫子文様の刺繍があしらわれ、お客様の立ち姿で夏から秋へ移る季節の花々を見ることが出来ます。
そして、すっきりシンプルにまとめたヘアスタイルがお客様ご自身の明るく華やかな雰囲気と着物のバランスにぴったりで、大変お似合いになっていらっしゃいました!
この度はご利用頂き誠にありがとうございました。またお着物の機会がございましたらお気軽にご相談下さいませ。
佐藤
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