(付け帯仕立て)
帯10-4-4
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明治期の裂より仕立てました。
柔らかい楊流地に草木と小花の間を飛び交う鳥たちが繊細に描かれ、古い型染めならではの魅力ある帯に仕上がりました。こ
の時代の染色品は、染料の開発によりそれまでにはなかった鮮やかな発色が可能となったため、図案としては江戸期と通じていても、染めの色合いが異なるものがあることが特徴です。
裂地が繊細なため付け帯に仕立てましたが、裏地にも明治期の緞子織りの丸帯を使い時代を合わせてみました。表には見えませんが、隠れた意図をおたのしみください。
墨黒など深みのある色合いの紬と合わせてお召しください。