この秋入手しましたものを、少しまとめてご紹介します。
名古屋帯、半幅帯、角帯と続きますが、珍しい物として、刺繍の帯、綿唐山の帯もあります。
帯15-12-26
ご売約済
この帯を見ていると、孔雀という鳥は刺繍のテーマとして、最もふさわしいもののように見えてきます。
鋭い顔、流麗なボデイ、華麗な羽根、立体的で瑞々しく、生命の賛歌に溢れています。
大正ロマンの刺繍も見事ですが、浦野チックなこの素晴らしい刺繍帯に乾杯です。
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帯15-12-27
浦野さんに刺繍の作品があるのはご存じない方が多いかもしれません。
きれいな尾っぽを伸ばし、岩山に獲物を探しているのでしょうか。
浦野のダイナミズムは健在ですが、刺繍の糸目は繊細で、色の暈しはとても美しく仕上がっています。
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帯15-12-28
本来、太子間道とは奈良時代に渡ってきた縦絣ですが、浦野さんは、その絣足のイメージを箔で表現してみた、との事でした。
焼き箔で古色を出しています。
帯15-12-29
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カツオ縞の黄八丈です。
浦野さんは何にでもトライする研究者でした。
これは着尺で、もしかすると、映画のシーンでも着用されていたかもしれません。
本場物よりザラッとして、紬の質感です。
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