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先にご紹介させて頂きました帯18-12-15と同じ衣装から、お仕立てした帯です。
立派な神殿作りのお舞台と紅葉狩りにちなむ風景をお太鼓と垂れ先に祝いの金松と鶴を、胴前に配した名古屋帯です。
まん幕も見え、紅葉狩りの風景に雅楽の優雅な音色が聞こえてくるようです。
どちらも小袖からのお仕立て直しですので、見えない部分を無地布でついでおります。

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毎年生まれる新作の薔薇。
今のように昔は、まだ沢山の種類は、なかったろうけれど、気品ある華やかさは、薔薇の永遠のテーマ。
花びらが、くるくるっと巻かれた蕾のモダンなシルエット。
一輪の薔薇の色にも、心を躍らせた事でしょう。
魅力的な薔薇を刺繍帯にしたくなる乙女心は、いつの時代もかわらない、可憐な薔薇の帯を灯屋2で刺繍しました。

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平安貴族が、楽しんだお遊び、雅な貝合わせの絽刺しが、市松紋の帯地に置かれた丸帯をお直しました。
華やかな友禅のお着物は、お花や風景のモチーフが多いので、この帯の図柄なら、合わせやすいのも他の帯にない良さです。
開き名古屋のお仕立てですので、前幅を広めにご着用いただきますと着こなしも上手くいきます。
地色の纁（そひ）色も染めのお着物と合わせると華やかで美しい装いになるお勧め帯です。

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椿、水仙、南天と新春を彩るお花が、たっぷりと刺繍された名古屋帯です。
金糸が、上手に使われて、品の良い華やかさにも満足させられます。
名古屋帯ですが、訪問着にもご着用頂けます。

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質の良い塩瀬に美しい白梅の枝。
ほんのりと紅をさしたように色づく、紅梅もみえます。
新春には、お召しになられた姿を拝見するのが、毎年の楽しみになるような素敵な染め帯です。

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水辺の雪景色に隠れ箕がひとつ。
身を隠し、身を守ると言われる隠れ蓑、無事を祈るおまじないでしょうか。
雪の中は、冷たかろうに、精いっぱい翼を広げて舞う雀達。
古来より、四季の美しい日本で愛されてきた、かわいい小鳥。
麦と雀、笹に雀、稲穂に雀そして雪中雀。
江戸から明治の小袖をお仕立て直した、新春にもふさわしい吉祥の帯になりました。

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うさぎの目のような帯地の臙脂色、毛並みの白と木賊のいぶし銀。
色を多く使わず出来上がった白うさぎワールド。
短い耳と丸しっぽを寝かせて、片脚を少し上げた格好です。
小さな春の足音を見つけたのかもしれませんね。

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百獣の王と百花の王の共演です。
くるくると巻いたたたてがみ、横に張った鼻と大きく開いた口の勇ましいモチーフ獅子ですが、品の良い色合いと甘撚の糸で施されている刺繍は、とてもやさしいニュアンス。
上質な刺繍の名古屋帯です。

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華やかな緑色に金通しの帯地。
椿の刺繍を再現出来てもこの織り地を手に入れる事は、現代では困難です。
しっかりと刺されたふっくらと大きな花びら。
丸い葉は、金糸と銀糸で格子の刺繍が施されています。
開き名古屋ですので前巾を少し広めにご着用頂いて、付下や訪問着にもお召しください。

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触ると柔らかな上質な手織りの綴れ帯ですが、これに刺繍をするのはどれほど骨の折れる仕事でしょう。
扇に貼る地紙の中に竹と紅梅が、配された華やかな胴前と檜扇に若松と笹が、刺繍された立派なお太鼓の図。
垂れ先の多色の刺繍にも目を見張ります。
古くから能装束や小袖に使われてきた文様は、優雅でおめでたい装いに格調高い美しさを添えてくれます。

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平安貴族の乗り物である御所車。
源氏物語を象徴する源氏車とも呼ばれます。
あでやかな珊瑚色に松竹梅、橘の地紋を携えて、紅白の椿、梅、水仙のたっぷりとした花丸刺繍紋。
新春に雅を楽しむ華やかな袋帯です。

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咲き誇る大輪の花模様、金更紗写しの唐花が、龍村平蔵のあでやかな色彩で織られた丸帯です。
大胆な中にも清らかに、格調高く。
光を織り込んだような金糸の輝きが、絶妙な美しさを放っています。

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うららかな春の日、吉野へのお出かけを表現したのでしょうか。
立派な御所車、サクラや楓、春を告げるツバメも見えます。
帝の御幸が、雅な風景として龍村にしか出来ない鮮やかさで織られた錦です。
新春のお集まり、装いに華やかさをそえてくれることでしょう。
初代龍村平蔵の作品と思われます。

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先にご紹介いたしました帯18-12-08の丸帯と同じ文様で織られた本袋帯。
春の芽吹きを感じさせてくれる萌黄色に桃色の唐花が、あでやかに咲いています。
時代は、こちらの帯が若くなる龍村製です。

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繊細な細工が施された古鏡と錦に包まれた飾り太刀が、細やかな刺繍で施された名古屋帯です。
深い紫の緞子地が、美しい光沢で静かな存在感を放っています。