帯14-3-32
ご売約済
梅、蘭、桐、菊と高貴な四季の花が、紗綾形文の上で短冊に収まっています。
短冊は和歌や日本画を書くために用いられる厚紙ですが、室町時代から意匠として使われていたようで、何とも雅な趣のある帯です。
幅、7寸9分となっています。
帯14-3-25
ご売約済
淡橙の格調高い紋綸子地に、金糸が惜しげなく縫いとられています。
若竹色の刺繍のアクセントが美しく、竹笹模様の思絞りが豪華な、晴れの日に相応しい帯です。
帯14-3-23
ご売約済
里山に咲き乱れる草花の姿が、折り紙を重ねるように描かれています。
糸が細く柔らかな昔の縮緬の手触りはとても優しく、少々いたみやすいので、丁寧に締めていただきたい帯です。
帯14-3-22
ご売約済
枝垂れる柳の橋の途中、見上げると数輪の桜。春の夜路を思わせる幻想的な構図の粋な帯です。
紅地に黒かけしたのか、漆黒ではなくやや紫味を帯びています。
帯14-3-21
ご売約済
季節の花の丸文が、華やかな色合いで豪華に刺繍されています。
輝く白緞子には金糸が織り込まれ、名古屋仕立てですが、この華やかさでしたら付下訪問着に締めていただいても素敵です。
帯14-3-1
盛りを迎える前、ひとつ、ふたつと開き始めた藤の、まだ繊細な姿が描かれた帯。
満開の藤は絢爛な豪華さがありますが、このように控えめに咲き始めた藤の線もまた美しいもの。
薄香色に菊菱の地紋が浮かび上がり、光沢のある生地に藤の花の刺繍が浮き上がって、遠目にも優雅さが際立ちます。
関西仕立てになっています。
(こぷとつづれいんこずいかもん)
帯14-2-32
ご売約済
コプトとはエジプトにおけるキリスト教徒を表す言葉で、イスラム教支配下における弾圧の中で、キリストの姿を別のものに置き換えたりした裂などが良く作られました。
そのコプト裂中の傑作と言われる「花環をもつ鸚哥」の文様をもとに綴織の織技で復元したのがこの帯。
その柄をよく見ると車輪の中に十字架が隠され、燭台を思わせる文様の中心に描かれたインコ。
このインコがキリストを表しているのでしょう。
袋帯ですが、裏文字金通しの共布で、大事に長く使われたようで汚れなどありますが、かえって風雅な趣を醸し出しています。
こちらの帯は店頭で直接ご覧ください。
帯14-2-31
七宝の曲線と花菱の鋭角とのバランスが見事な帯です。
草木染の優しい色合いとが、無垢の気高い美しさを湛えています。
使われている色の小紋付下などに合わせて頂くと素敵です。
帯14-2-30
柳鼠色の地に柳とつがいの燕が描かれた染め帯。
前中心にもつがいの燕が飛び、踊っているかのような優雅な動きを感じます。
とてもシックな色使いで、しっとりと落ち着いた印象。
藍などの紬と合わせて、春ならではの図案をお楽しみください。
帯14-2-29
枝垂れ藤が捻じれて丸文になった藤巴文。
ベージュと青藍色の縦ぼかしの地によろけ縞を模した枝垂れ藤が地模様として織り込まれ、そのうえにふっくらとした刺繍が施されています。
奥行き感のある図案で、シックな春の装いが楽しめそうです。
ご売約済
帯14-2-27
繊細な疋田絞りの地に桜と藤文様が刺繍された名古屋帯。
深みのある紫色が疋田の白と相まって、上品な印象。
薄桃色、銀糸で施された桜の花が控えめに配され、春らしい装いに華を添えます。
帯裏には白藤色の絹地を合わせ、淡いグラデーションを意識して仕立てました。
帯14-2-26
鶸色の優しい地に、大輪の牡丹、紫陽花、桜、菖蒲が描かれた華やかな染め帯。
花びらの各所に刺繍が施され、図案の立体感を高めています。
淡いトーンの染ですが、牡丹の花の紅色がアクセントとなり装いに強さももたらします。
前柄にはタンポポのような抽象化された菊も描かれ、可愛さもプラスされています。
着物とのコーディネートが楽しくなる、春ならではのワクワク感溢れる一本です。
柄の違う帯がございます。(写真下段右 44000円)
帯14-2-25
非常に繊細な刺繍が魅力の素敵な帯が入荷しました。
「平縫い巻き上げ絞り」の工法を用いて、手紬の絹地を菱文様と刺繍を刺す為の楕円形部分を作り、それにより綸子地の光沢感が際立ち、上品な雰囲気を醸し出しています。
絹糸で刺繍された桜と藤、とても丁寧な刺繍で眺めているだけで春を感じる満ち足りた気持ちになってきます。
薄紅色という地色も大人の女性らしく、控えめな華やかさを演出。
春のお出掛けが待ち遠しくなる一本です。
柄の違う帯がございます。(写真下段右)
14-2-24
ご売約済
手紬の木綿糸に、巻き上げ絞りの丸紋が並んでいます。
木綿への茜染は染まりにくいと言われますが、地染のムラ感が素朴さを引き出して、味のある名古屋帯になりました。
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