ご売約済み
帯17-3-11
繊細な刺繍をたっぷり、お太鼓と前に配した帯。
優しいオレンジの霞に蝶が戯れています。
はんなりとした小紋などにお締めいただきたい帯です。
帯17-3-10
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優しいベージュの錦紗縮緬地に枝垂れ藤の図案が配された染めの名古屋帯です。
古くから日本人に愛されてきた藤の花、俳句や短歌にも度々登場し、古くは平安時代に詠まれた句があります。
当時は女性は藤、男性は松にたとえられたそうで、高貴な色として人気が高かった紫色に加え、たくさんの花を付けた房が風に揺られる様に人々は情緒を感じたのはではないでしょうか。
藤の花言葉は「優しさ」「決して離れない」とありますが、樹齢が数百年と言う長寿に加え、大木に蔓を絡ませ、どんな風雨にも離れることのなく毎年花を咲かせるその姿に、溢れんばかりの生命力を感じるからなのでしょう。
藤の花部分が濃淡の染めで繊細に表現され、刺繍を載せることにより立体的な仕上がりとなっています。
今から藤の季節が楽しみなるような美し染め帯です。
帯17-3-9
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平安時代から好まれ、詩歌や絵画、工芸品に取りあげられてきたお花。
節のある力強い竹が、杜若色で染められています。
「いずれあやめかかきつばた」くらべられない美しさの二人を賛美した言葉です。
あやめか杜若かいずれにしても、美しい刺繍帯です。
帯17-3-8
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横段極縞が、赤漆で織られた贅沢な帯地、これに刺繍を刺すのも卓越した職人技ゆえ。
華やかな地にされた刺繍は、野の花達、小さな花々の生命力が、赤漆で表現されているのかもしれません。
特別な物は、作者が他者にうつされないように工夫を凝らしたといいます。
この帯を真似するのは、容易なことじゃありませんね。
帯17-3-7
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まだ蕾をつけた枝垂桜に、おみくじが、結び付けられています。
お嬢さんが恋占いをしたのでしょうか。
咲き始めた桜と初々しい乙女心が相乗して、甘酸っぱい気持ちにさせてくれます。
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帯17-3-5
四角に織られた箔のような文様は、金屏風の趣。
尾形光琳風の図に美しい花々が、咲き誇る刺繍帯、元は、丸帯でした。
金の吊り花籠は、仙女を象徴する物とされ、美の象徴として晴れ着に用いられたようです。
立派な房に束ねの刺繍、栄華を香り漂う美術品のような袋帯です。
帯17-3-4
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お太鼓には、白綸子立て涌く紋に桜の刺繍、胴前は、あやめが華やかに咲いています。
絞りに見える松竹梅の模様は、こうけち織り。
同じ模様で色違いとは、贅沢な事ですね。
帯17-3-3
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葦の葉、網干ともに天に向かい、湧き立つ波も勢いよく。
緑地に黒い鵜が凛と立つ、心洗われる美しい自然の風景。
色やけもなく状態の良い全通の名古屋帯。
時代を越えて愛される帯になる事でしょう。
網干のない、少し落ち着いた柄の帯もございます。
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帯17-3-2
先にご紹介した帯と同じ小袖からの江戸裂の名古屋帯です。
この帯は、かな文字と極小市松紋の布で接ぎました。
御簾の向こうには、どなたがいらっしたのでしょう。
満開の桜が、美しい風景です。
帯17-2-23
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渋めの各種更紗が、お行儀良く形に収まっていて、大人っぽい魅力の詰まった帯です。
垂れ先にお抹茶色の紬がきて、ポイントアップになっています。
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帯17-2-20
これも先日紹介した「黒地うちわの塩瀬開き名古屋帯」の妹分。
賑やかな雰囲気だった姉に比べて、少しおとなしいので、お着物を華やかなになさると良いですね。
帯17-2-19
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こちらは2月第2週に紹介した「フルーツ柄の綴れ名古屋帯」の妹に当たる帯です。
前柄に牡丹と南天があるので、季節は問わなくてもよろしいかと思います。
未使用のほやほや、手織りの柔らかさを感じます。
帯17-2-18
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臈纈染めのような布地に西洋刺繍がしてあり、黄八丈を添えてモダンな帯によみがえりました。
刺繍の糸目もしっかりしていて、合わせる紬の引き立て役になりそうです。
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帯17-2-14
江戸期も中頃の織物かと思われますが、袈裟として目前に現れました。
供養のためにお寺に収められた布ですが、それは高貴なお方だったのでしょう。
しかも、菊唐草のコマ刺繍が後から施されて、さぞかし大切にされた袈裟だったと推し量られます。
渋さの中に、雅びな輝きが備わった、美しい金茶の帯になりました。
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