波に千鳥文様紗名古屋帯
ご売約済み
帯18-6-25
夏を感じる伝統的な図案です。
丸みを帯びて織られた千鳥たちのシルエットが愛らしい。
大勢で海を渡ってどこに向かうのでしょうか。
桔梗と撫子に虫籠の図刺繍絽名古屋帯
ご売約済
帯18-6-26
通信販売可
紫と珊瑚色の取り合わせが素敵な帯です。
虫籠の橘のようなまぁるいシルエットも可愛らしいですね。
やや大きめの図案なので刺繍が映えてとても華やかです。
薄紅色横段ぼかし麻名古屋帯
ご売約済
帯18-6-27
本来の麻色の上に、紅色系から薄藤色系のグラデーションで縞状に染められています。
夏らしいシャリ感で合わせやすく、涼感ある夏の着物姿にひとさしの暖かさを添えてくれそうです。
片輪車に露芝文様紗名古屋帯
ご売約済
帯18-6-28
金と銀で大胆に織り上げられた文様が目を引きます。
かえってこのくらいの大きさのほうが、モダンにお召いただけます。
伝統的な図案を都会的に着こなして、さぁどこに参りましょうか。
銀鼠色紅葉文様紗名古屋帯
ご売約済
帯18-6-29
水面のようにゆらぎを織り上げた地に、銀糸が控え目に輝きます。
紅葉は織ではなく染めで表現され、しっとりと柔らかな表情。
静かな世界観を楽しみたい帯です。
片野元彦作
﨟染『波渡る兎』絽名古屋帯
帯18-6-1
作者証紙付き
ご売約済
まず始めに、作名冒頭に書かれている「﨟染」(ろうそめ)、
これは文様染である臈纈(ろうけち)染めを意味しているのではなく、
ほんのり淡い萌黄色地から察するに、おそらく葛の葉を染料とする葛染めをしたのだと想像できます。
そして本来は「葛染め」と書くところに月偏を加えて「﨟」と言う文字に変換し、「﨟長ける」との意を持たせた造語なのではないかと思います。
豪快に飛沫をあげる波を軽々と飛び越える兎の図案、兎は月の精とされ、不老不死、子孫繁栄、豊穣など縁起の良いもの、波は水なので火防・火除けとされ、江戸の頃より人々に愛されてきた縁起の良い文様。
そこに仏教に語源をもつ、﨟長けた、すなわち年を重ねるとともに様々な苦労や困難を乗り越えて、美しく優美で洗練され、成熟した女性の姿をこの兎に重ね合わせているのだと思います。
片野氏の初期の頃、友禅作家時代の帯だと思われますが、繊細な染めで描かれた表情豊かな帯。
絞り染め作家となった後年は、随筆家・白州正子さんとも交流があったと言われ、絞りに技法に独特な作風を表した片野氏ですが、初期の染め作品にも物創りにたいする真摯な情熱を感じさせる作品です。
片野元彦:明治32年名古屋出身。大正9年21歳の時に画家岸田劉生に師事、昭和31年民芸運動の指導者「柳宗悦」より藍絞り染めの再興を示唆され、絞りの世界を志す(当店57歳)。
絞りに転向して、絞りの技法・色彩に独自の作風を確立した。(片野元彦「絞りと藍」より)
江戸期帷子崩し紅花染めの名古屋帯
ご売約済
帯18-6-2
夏衣裳の紅花染めは非常に珍しく、どちらの幸せなお姫様がお召しになっていたのかと、想像がかきたてられます。
入手した時はすでに解かれて、半身ほどの丈でした。
水で手洗いして、刺繍を直して帯に蘇りました。
白い色紙のようなものは、絵羽のように脇につながっていました。
ご年配の方にかわいくお召し頂きたいですね。
江戸期帷子崩し白地藤の名古屋帯
ご売約済
帯18-6-3
これは入手時は丸帯でしたので、いつの時代にか、解いて帯にされたのでしょう。
桜や藤、菊がおおらかに、雅やかに配されて、中に軍配が刺繍されています。
戦国時代の武将が、これで勝負の采配を振るった所から、縁起物として起用されています。
上布と共にすれば格が上がりますし、訪問着にはおしゃれ感が増してきます。
江戸期帷子崩し白地桜の名古屋帯
ご売約済
帯18-6-4
これは先の丸帯の片割れです。
お太鼓が桜なので、前柄に藤の花を配しました。
刺繍糸の緑はクチナシに藍、紫は紫根染めでしょうか。
ゆったりと大きなお花に負けないように、色がしっかりと輝いて定着しています。
暑い夏の日だからこそ、こんなに贅沢なおしゃれをしてみませんか。
こうげい作 芭蕉柄麻の名古屋帯
ご売約済
帯18-6-5
筒書きの白い線が、力強くて、潔い夏帯です。
爽やかな浅葱色の中に、墨黒の部分が日陰のようで涼やかです。
こうげいの真髄が感じられて、何か懐かしさの籠った作品です。
からす刺繍よろけ縞染め名古屋帯
ご売約済
帯18-6-6
黒×象牙色の縞に、銀鼠色のよろけ文様がモダンな印象の染め帯、こちらにカラスの刺繍を入れました。
お太鼓には羽を広げて舞うカラス、前中心は羽をすぼめたカラスとなっており、表情の違いが楽しめます。
当店別誂えの手刺繍のこのカラス、特有の黒羽が濡れているように光る様を表現することに力を注ぎました。
カラスというと眉をひそめる方もいらっしゃいますが、古くから太陽の使いや神の使いという神話や伝承が世界各地にあり、縁起の良い鳥とされてきました。
視力が高く、知能もあるということから「炯眼」「慧眼」とされ、神話や伝承において用いられることも多くあります。
神武天皇の東征の際には、3本足のカラス「八咫烏(やたがらす)」が松明を掲げ導いたという神話があり、日本サッカー協会のシンボルマークがこの八咫烏である事は有名な話。
吉兆文様の帯を締めて、運気が上がること間違いないですね。
松原八光作 荒磯文様麻の型染め名古屋帯
ご売約済み
松原作品のなかでも、特にダイナミックで印象的なのがこの荒磯です。
荒波からはみ出そうに元気な鯉たちが、泳いでいます。
波にも勢いがあって、こちらがしぶきを浴びそうな、そんな涼感が押し寄せてきます。縞の上布に合わせたいですね。
すすきと蛍火の名古屋帯
ご売約済
帯18-6-8
通信販売可
藍の夜空。
小千谷に織られたすすきの間を蛍達が、うれしそうに飛び交います。
人気者の蛍は、この夏も私達の胸に灯りをともしてくれました。
朝顔の図刺繍名古屋帯
ご売約済
帯18-6-11
通信販売可
変わり絽の上にある細長い四角は、絞りです。
朝露に光る大きく開いた朝顔は、撚りのないふっくらとした刺繍で、儚いうつくしさを感じさせてくれます。
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