龍村平蔵製 九谷戯児錦
ご売約済
帯18-8-12
龍村平蔵製の「九谷戯児錦」です。
唐子の図柄は、九谷焼でも人気の高い柄になりますが、こちらの帯は子供たちが松の木の下で学問に励む様子を描いたものです。
唐子の周りには青海波や花唐草がふんだんに織り込まれ、豪華な帯に仕上がっています。
個性豊かで、インパクトのある帯ですので、紬に合わせて主役にしても、柄のある着物に合わせてそれぞれを引き立たせるのも味のある着こなし。
龍村の芸術性に溢れた帯を、是非ご覧ください。
城間栄順作 流水に四季の花紅型染め名古屋帯
ご売約済
帯18-7-14
観世水の大きな流れに身を委ねて、お花たちが、ゆらりゆらりと花筏のように漂っています。
明るく華やかな色調と、流水の躍動感あるデザインが、栄順の趣躍如という所でしょう。
しかも全体に、どこか抑えた、品性ともいうべき物を感じるのは、素材である、伊と幸の紋錦裳の持つ静かな輝きからくるのでしょうか。
未使用品です。
伊兵衛織 代赭色入子菱文様名古屋帯
ご売約済
帯18-7-15
伊兵衛の帯の定番である、綾織の入子菱文様です。
玉糸をザックリと太く撚り合せて、手織り機で丁寧に織り込んであります。
かつて民芸の提案した用の美と、今に通ずるモダンな感覚を併せ持つこの帯は、紬好み者の憧れの存在でした。
厚い織物なのにしなやかで、お着物の上からキュッと治まる快感は、他には得難い締め心地です。
麻地横段唐草の型染め名古屋帯
ご売約済
帯18-7-16
ゆったりとおおらかに、ユーモラスで闊達な糊置きの線は、かなり達者な工芸家の腕前かと思われます。
色の少ない事が、雑念をきっぱりと切って、さあ暑い夏に立ち向かおうという、心粋を表現しているかのようです。
盛夏の上布でのお出かけにお供できそうです。
麻地弁柄色の名古屋帯
ご売約済
帯18-7-17
麻糸ですが、草木染めでしっかりと先染めされて、きっぱりと織られた上質の名古屋帯です。
落ち着いて、穏やかな色をしています。
時を経ているのでしょうが、未使用の状態です。
木綿地 入子菱紅花染めの名古屋帯
帯18-7-18
ご売約済
複雑な入子菱文様の全通柄で、お太鼓と前中心にうっすらと、白い暈しが入って、オシャレ感をだしています。
袷仕立てですが、薄い織りなので、単衣の頃から重宝しそうです。
桔梗にキリギリス黒地名古屋帯
ご売約済
帯18-7-20
芝梅雨にススキがなびいて、遅い夏の日の夕方でしょうか。
こんな帯を眺めていると、本当に暑さが遠のいていくようです。
白地か、薄いブルーのお着物に合わせたいですね。
芝梅雨に千鳥絽の名古屋帯
ご売約済
帯18-7-21
晩夏の野に霞たなびき、千鳥が飛び交っています。文芸の香りもしてきます。
色を抑えて、柄も優しいので、藍染の宮古上布にぴったりですね。
銀通し金魚刺繍名古屋帯
ご売約済み
帯18-7-02
存在感のある立派な金魚です。
赤色が飛び抜けて綺麗で、紺地のお着物によく似合いそうです。
全体に通った銀糸がきらきらと煌めいて、光を反射する水面のよう。
シンプルな表現が上手くマッチしていて、金魚が一層引き立つ作品になっています。
秋の花尽くしに垣根文様絽名古屋帯
ご売約済
帯18-7-03
萩や女郎花、撫子、すすきなどの秋の植物が垣根の向こうから顔を覗かせています。
丁寧な筆致でこっくりと染められており、どこか暖かさが感じられます。
可愛らしく、素直な印象の秋の風景です。
帯18-7-05と同一作家さんのものです。
向日葵と桔梗の図絽名古屋帯
ご売約済
帯18-7-05
ゴッホの油絵を彷彿とさせる、存在感のある一本。黄金色の向日葵が輝いています。
桔梗も負けじと伸び上がり、華やかに咲き誇っています。
エネルギッシュな夏が楽しめそうです。
万寿菊透かし織名古屋帯
帯18-7-06
ご売約済
すすきのようなシャープな葉陰が透かし織になっています。
コロンとした万寿菊がとても愛らしく、世代を超えて好まれそうな雰囲気。ポイントで刺繍も入っています。
茶系の着物に合わせて秋らしさを味わいたいですね。
幅が8寸と少々狭めです。
女郎花にバッタ刺繍絽名古屋帯
ご売約済
帯18-7-07
銀のバッタが非現実の世界へと誘ってくれます。
刺繍は色数を絞り、白金系と銀系の糸のみを使用しており、幻想的で洗練された印象を与えます。
控えめながらも心惹かれる魅力があります。
蛇籠刺繍しな布名古屋帯
ご売約済
帯18-7-08
科(しな)の樹皮から生まれたしな布。
自然素材ならではのざっくりとした風合いが夏によく似合います。
荒々しさすら感じる蛇籠は勢いがあり、しな布の野趣溢れる表情にマッチしています。
はじめは少々締めにくいですが、長年使っていくと段々と使い手の癖や身体に馴染んでいきます。
自然が寄り添っていってくれるような感覚を楽しみながら、是非ご自身だけの一本に育てて下さい。
鶏に朝顔と葛の図本綴れ単袋帯
ご売約済み
帯18-7-09
大胆な構図と巧みな色彩が素晴らしい帯です。
雄々しい鶏が見守る横で無邪気にひよこが遊んでいます。
黒いひよこや、とさかが生えかけのひよこはこれまた珍しいですね。
裏に糸が出ず、表と同じ文様になっている本綴れです。図案を元に一点ずつ糸を通して爪で織っていく大変根気のいる仕事です。
現代ではこのような大きな図案はまず見かけることはありません。
職人の技術をふんだんに注ぎ込んだ、絵画としても見応えのある帯です。
着物レンタルの灯屋2TOP > 帯 売約済み > 鶏に朝顔と葛の図本綴れ単袋帯
ご売約済み