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八重山、宮古、越後、近江など、上布の端布を集めて帯にしてみました。
色も、絣柄も、糸味も様々ですが、そこから共通して見えてくるのは、古来より我々の祖先は、日常生活の中にも確かな美意識をもち、自然と仲良く共生してきたなという思いです。
そして、すばらしい手仕事の技を感じてください。
この帯で、豊かな夏がやって来るかもしれません。

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浅縹色は、カモメの海と空。カモメの白が目に痛いくらい新鮮です。
波文様の着物や、ヨット柄の着物があれば、海の彼方に夢を運んでくれます。

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細い糸で繊細な刺繍を施しています。
柔らかな色調と共に、刺繍のデリケートな糸使いが、品格の香りを漂わせています。
残念なことに少し弱いので付帯にしました。
店頭で確認頂いてのお買い上げとなります。

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象牙色をバックに、ソフトピンクのうちわが涼しげな夏帯です。
川辺には、ホタルが遊んでいます。
小さな生き物が一匹いるおかげで、優しくほほえましい風景となっています。

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きれいな青磁色に、牡丹の花がゆったりと清楚に咲き誇り、見るものの目を奪います。
前柄には、ナデシコの花が可憐な表情を見せています。
少し弱いので、店頭でご確認頂いての販売となります。

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大きなカワセミが、柳の根元で、魚を待っています。
達者な絵筆を振るって、一気に描きあげたのでしょうか。
本当のカワセミは、びっくりするほど小さいのですが、絵師にはその姿が立派にみえたのでしょう、勇姿が見事です。

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一本独鈷のデザインがスッキリとした半幅帯です。
裏は無地なので、双方共にお使い頂けます。
少し使用感はありますが、その分、柔らかく結びやすいものと思います。