山葡萄文様紗名古屋帯
帯20-07-33
ご売約済
石畳紋がかすかに浮かぶ紗の上に、山葡萄の文様が刷り込まれてかわいいぶどうが実をつけています。
色もデザインもおぼろに霞んで、夏の夕べにふさわしい帯になっています。
キジの刺繍の絽名古屋帯
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帯20-07-32
青楓の下、流れの中の大きな岩のうえに、キジのカップルがくつろいでいます。
昭和初期にはやった西洋刺繍のタッチで、大胆な色とデザインがお太鼓を凌駕しています。
合わせるきものが楽しみですね。
上布切り継ぎの名古屋帯
帯20-07-31
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右から越後上布、奈良晒し、宮古上布という上布3種の組み合わせの帯ができました。
いずれもきものとしては、復元できませんでしたが、趣味の良い帯となって復活しました。
特に宮古上布は、140亀甲というみごとに細かな絣ですし、奈良晒しもすでに途絶え、越後上布も明治期位のものと予想されます。
その美しさをご覧にお出かけ下さい。
オヒョウの名古屋帯
ご売約済
帯20-07-30
オヒョウは、樹皮布の一種で、主にアイヌ民族の意匠に用いられてきました。
榀布など原始繊維を扱う工房で作られたと思いますが、力強く素朴な風合いで、触ると手にしなやかです。
上布のきものの柄を問わない帯の定番です。
生平麻に小絣の半幅帯
帯20-07-29
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何の柄でしょうか思い浮かびませんが、絣というよりも、藍型染めを連想させる、かわいくて、知的で上品な文様の名古屋帯です。
素材は上等な生平麻と思われますが、繊細な絣柄が織り込めるほどに細い糸を使っています。
合わせる上布が待たれます。
トビウオ文様波筬名古屋帯
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帯20-07-29
地の透け感とトビウオの刺繍の技術とが、よくマッチした夏帯の逸品です。
それにしても、この素材によくも刺したものと驚きます。
上布から、訪問着にもご使用になれます。
オコゼにホウボウ生平麻名古屋帯
帯20-07-28
灯屋2の創作帯
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達者な筆使いで二匹の魚が描かれています。
麻の地色に、赤い魚と墨の線の相性がうまくいきました。
上布のきものに、通好みとして通用します。
水墨画文様名古屋帯
帯20-07-27
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中国のいつの時代でしょうか、急流に架かる橋を、人馬一体となって渡っていきます。
風景の中に人物を配するのは、自分の投影だそうです。
深い自然と対峙して、穏やかな緊張感が生まれています。
前柄の、静かな家のたたずまいに心が癒されます。
蔦文様絽の名古屋帯
帯20-07-26
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青色の葉っぱだけで覆われた、爽やかな名古屋帯です。
宮古上布の深い藍の上に乗せてあげたら、美しくハモってくれそうな、そんなやさしい帯です。
雪輪紋にトンボの絽名古屋帯
帯20-07-24
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疋田絞りで大きな雪輪紋が、陰陽に染め分けられていて、良く見るとそれが野原の光景だったりもします。
これも大きなトンボには、繊細な刺繍が施されています。
これからの季節に、黒地ではありますが、涼気を誘う帯です。
芭蕉布切り継ぎの名古屋帯
帯20-07-20
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端布を集めているうちに、芭蕉布も入ってきました。
これらは、平良敏子さんが再興する以前の沖縄で織られ、沖縄の人たちが身につけていたものなのでしょう。
昭和30年代ころ、それらの多くが、こちらに入ってきましたが、琉装仕立てのため着物としては流通しませんでした。
今こうして帯になって、またしばらくは、我々を楽しませてくれることでしょう。
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