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型紙を繋ぐことなく、自在に継いで作った名古屋帯です。
シンプルなきものに花が咲きます。布の味わいもお楽しみいただけます。

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こうした江戸縮緬で黒地が今に残るのは稀なことなので、本当に希少な帯といえます。
横にも江戸小紋を挟んで、渋く江戸情緒を出してみました。
左のきれいな藍の布は、明治期の結城紬です。

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秋の野に虫籠が置かれて、虫の音が聞こえてくるようです。
緩やかな斜めにカットされた前柄も爽やかな名古屋帯になりました。

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墨色が深くてとても美しい名古屋帯です。
無色とも言える、着物の色を選ばない優れものです。

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文字は読めませんが、手描き風の闊達な墨絵を左右のボーダーで締めています。
紬に沿わせる、遊び心のある名古屋帯です。

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尖った線の中の柔らかそうな柿。
美味しそうです。
おもしろい構図がモダンな着姿に生かされそうな名古屋帯ですね。

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権兵衛さんが野良から帰る所、月が出て、雁の群れが家路に急いでいます。
穏やかで、実りのあった1日のようです。

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エ霞の合間、地紙に菊紋が散って、秋の趣躍如とした黒繻子の名古屋帯です。

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鯉の滝登りが逞しく表現されています。
縞に織られた布の色を抜いて染め直したのでしょうか、さりげなく丹念な仕事がなされていることに感動です。

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明るい緑に茶が映えて、モダンで楽しい帯です。
秋といえば秋の帯、春といえば春の帯になりそうです。

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昭和中期の着物地を帯にしてみました。
瑠璃紺の縦縞の両側に１本の白い線がキラキラと輝いて、四角の中の素朴な絣がかわいいです。

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茜色を濃淡に染め分けた、可愛く華やかな名古屋帯です。
藍染めや、明るい色味のきものに合いそうですね。

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浅葱と藍の透明感ある色調の丹波布です。
藍系はもちろん、茶系のきものにも合わせやすい名古屋帯です。

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縞建の美しい木綿地に、秋海棠の可憐な花が染められています。
木綿の風合いと、素朴な染めに、隠れ筒書きファンは黙ってはいられないでしょう。

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鶯茶と言われる緑みを帯びた茶の縮緬に、菊と稲穂を共にして遊ぶ雀の姿が楽しそうです。
こうした縮緬もあまり手に入らなくなってきましたが、紬とも相性が良く、これからもお店の定番として探して行きたいものです。