ご売約済
帯16-10-24
経年変化した白地の紗綾形綸子も優しく、江戸菊が延びています。
菊を刺す絹糸が特に美しく、金駒綴じのなかの黒色が、特に漆黒を思わせます。
少しは汚れもありますが、よくぞここまで残ってくれたね、と褒めてあげたいです。
帯16-10-23
ご売約済
これは幕末から明治期ころの衣裳崩しの帯です。
大きな亀甲の地紋に立ち上がる菊枝の様子、朱色の七宝繋ぎと、さぞかし格調あるお着物、あるいは打掛だったのでしょう。
刺繍糸は、草木染めですが、鮮やかな色は衰えていません。
帯16-10-22
ご売約済
秋のお花をこんなにいっぱい積んで、花車とは、お花見をする意味を込めている、ということのようです。
でもお花見に行っても、こちらの方が勝ってしまいそうな勢いある、秋満開のお出掛け用の名古屋帯です。
ご売約済
帯16-10-21
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ひと昔前の豪奢な帯は、そのほとんどが引き抜き結びの芯が重い丸帯なので、当店では、お仕立て直しをするのですが、袋帯にするか名古屋帯にするかでは思案します。
これは、問題なく袋帯にしました。
こんな素晴らしい帯のために、逆にお着物を選んであげて下さい。
帯16-10-20
ご売約済
垣根を背に、紅葉と菊の庭先の景色が形良く刺されています。
非常に多色使いですが、バックの色に守られて、綺麗に収まっています。
おかげで、楽しい帯になりました。
帯16-10-19
ご売約済
紫の疋田菱に助けられて、菊の花丸が華やかで、品性良く表現されています。
小紋にはもちろん、訪問着にも対応できる巾の広い帯です。
帯16-10-18
ご売約済
地紋は紗綾形、刺繍の菊の表情がなんと可憐で可愛いことでしょう。
今回は刺繍帯がたくさんありますが、表現は様々だとつくづく思い、無名の職人の技に感じ入ってしまいます。
ご売約済み
帯16-10-17
斬新なデザインは、垣根越しに覗き見る柿の木の姿なのでしょうか。
太く黒い線からは、お召しになる方の個性と人格をも引き出してくれそうな力が感じられます。
帯16-10-16
ご売約済
華やかな色たちと、かわいいデザインとの競演が成された秋の帯です。
全通なので開いてみると見事な美しさです。
巾が少し細いので、小柄な方にお勧めしたいです。
ご売約済
帯16-10-15
ゆったりと大きく、アンティークならではのデザインです。
秋のお嬢様のお出掛けの華やかさが偲ばれます。
現代ではむしろ、渋めの紬の時などにいかがでしょうか。
帯16-10-13
ご売約済
全体に墨絵タッチの深い森の中、大きな月が覗いています。
雁が一羽、静けさに和して飛んでいます。
秋の夕暮れのお出掛けにおしゃれです。
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帯16-10-12
月の影のモヤっとした空気感が漂って、とてもすてきな縮緬の染め帯です。
全体に江戸鼠色がかかって、紅葉葉の中から覗く月も、大人っぽい表情を見せています。
ご売約済
帯16-10-11
猿蟹合戦ではなく、前柄は紅葉に菊と、平和なテーマでした。
地染めがローケツ染めのようにムラ染めになっているので、奥行きのある雰囲気になっています。
多色糸を用いて、相良刺繍と抜き地引きとを使い、巧みな刺繍帯になっています。
帯16-10-10
ご売約済
カラスの濡れ羽色が5色で表現されています。
真剣勝負を、深い洞察力と卓越した技術力とで刺した、圧巻の刺繍帯です。
帯であるのが申し訳ないような思いです。
布が少し弱いので、付帯にしました。
別の構図のが、もう1本あります。
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