麻地横段唐草の型染め名古屋帯
ご売約済
帯18-7-16
ゆったりとおおらかに、ユーモラスで闊達な糊置きの線は、かなり達者な工芸家の腕前かと思われます。
色の少ない事が、雑念をきっぱりと切って、さあ暑い夏に立ち向かおうという、心粋を表現しているかのようです。
盛夏の上布でのお出かけにお供できそうです。
麻地弁柄色の名古屋帯
ご売約済
帯18-7-17
麻糸ですが、草木染めでしっかりと先染めされて、きっぱりと織られた上質の名古屋帯です。
落ち着いて、穏やかな色をしています。
時を経ているのでしょうが、未使用の状態です。
木綿地 入子菱紅花染めの名古屋帯
帯18-7-18
ご売約済
複雑な入子菱文様の全通柄で、お太鼓と前中心にうっすらと、白い暈しが入って、オシャレ感をだしています。
袷仕立てですが、薄い織りなので、単衣の頃から重宝しそうです。
桔梗にキリギリス黒地名古屋帯
ご売約済
帯18-7-20
芝梅雨にススキがなびいて、遅い夏の日の夕方でしょうか。
こんな帯を眺めていると、本当に暑さが遠のいていくようです。
白地か、薄いブルーのお着物に合わせたいですね。
芝梅雨に千鳥絽の名古屋帯
ご売約済
帯18-7-21
晩夏の野に霞たなびき、千鳥が飛び交っています。文芸の香りもしてきます。
色を抑えて、柄も優しいので、藍染の宮古上布にぴったりですね。
銀通し金魚刺繍名古屋帯
ご売約済み
帯18-7-02
存在感のある立派な金魚です。
赤色が飛び抜けて綺麗で、紺地のお着物によく似合いそうです。
全体に通った銀糸がきらきらと煌めいて、光を反射する水面のよう。
シンプルな表現が上手くマッチしていて、金魚が一層引き立つ作品になっています。
秋の花尽くしに垣根文様絽名古屋帯
ご売約済
帯18-7-03
萩や女郎花、撫子、すすきなどの秋の植物が垣根の向こうから顔を覗かせています。
丁寧な筆致でこっくりと染められており、どこか暖かさが感じられます。
可愛らしく、素直な印象の秋の風景です。
帯18-7-05と同一作家さんのものです。
向日葵と桔梗の図絽名古屋帯
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帯18-7-05
ゴッホの油絵を彷彿とさせる、存在感のある一本。黄金色の向日葵が輝いています。
桔梗も負けじと伸び上がり、華やかに咲き誇っています。
エネルギッシュな夏が楽しめそうです。
万寿菊透かし織名古屋帯
帯18-7-06
ご売約済
すすきのようなシャープな葉陰が透かし織になっています。
コロンとした万寿菊がとても愛らしく、世代を超えて好まれそうな雰囲気。ポイントで刺繍も入っています。
茶系の着物に合わせて秋らしさを味わいたいですね。
幅が8寸と少々狭めです。
女郎花にバッタ刺繍絽名古屋帯
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帯18-7-07
銀のバッタが非現実の世界へと誘ってくれます。
刺繍は色数を絞り、白金系と銀系の糸のみを使用しており、幻想的で洗練された印象を与えます。
控えめながらも心惹かれる魅力があります。
蛇籠刺繍しな布名古屋帯
ご売約済
帯18-7-08
科(しな)の樹皮から生まれたしな布。
自然素材ならではのざっくりとした風合いが夏によく似合います。
荒々しさすら感じる蛇籠は勢いがあり、しな布の野趣溢れる表情にマッチしています。
はじめは少々締めにくいですが、長年使っていくと段々と使い手の癖や身体に馴染んでいきます。
自然が寄り添っていってくれるような感覚を楽しみながら、是非ご自身だけの一本に育てて下さい。
鶏に朝顔と葛の図本綴れ単袋帯
ご売約済み
帯18-7-09
大胆な構図と巧みな色彩が素晴らしい帯です。
雄々しい鶏が見守る横で無邪気にひよこが遊んでいます。
黒いひよこや、とさかが生えかけのひよこはこれまた珍しいですね。
裏に糸が出ず、表と同じ文様になっている本綴れです。図案を元に一点ずつ糸を通して爪で織っていく大変根気のいる仕事です。
現代ではこのような大きな図案はまず見かけることはありません。
職人の技術をふんだんに注ぎ込んだ、絵画としても見応えのある帯です。
龍村製 雲に波文様袋帯
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帯18-7-10
煌びやかな雲が悠々とたなびいています。
よく見ると、朱、藤、萌黄の色がそれぞれの雲に織り込まれており、同じ金糸が少しずつ表情を変えて華やかな印象になっています。
どんな着物にも品を保って載せやすく、格調高く装いたいフォーマルな場に永くご愛用頂けると思います。
流水に菖蒲の江戸裂絽の名古屋帯
帯18-6-66
ご売約済
夏衣裳崩しの名古屋帯です。
これは武家の衣裳だったのでしょう、どこか、凛と筋の通った、高潔な印象を放つデザインです。
波の表情が繊細で、菖蒲の葉先にも神経を注いだ様子がうかがわれます。
前柄は、流れの上に下がり藤が涼しげです。
黒地虫かごの刺繍名古屋帯
帯18-6-67
ご売約済
これはまた、大名家所有の虫かごでしょうか。すずむしの音を聞いて涼をとったのでしょう。
立派な蒔絵がほどこされて、宝物が並んだお座敷に並べられていたのでしょうね。
ぽってりとした刺繍も見事で、赤漆の質感がリアルに感じられて、まさに時代の香りを運んでくれます。かなり格上のお着物にも対応できそうです。
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