浦野理一作 お召し縮緬袷
着物17-9-1
お仕立て上がり
ご売約済
身丈:4尺3寸5分(約165.3cm)
裄:1尺7寸8分(約67.6cm)
灰色に近い薄い藍地と黒の細縞が近代的なモダンさを感じさせるお召し着物。
縮緬のような柔らかさと紬のような張りの両方を併せ持ち、しっとりと体に馴染みつつも裾さばきが良いのがその特徴です。
徳川家斉が好んだところから「御召」の名があると言われています。
織物の中では格上として位置づけられていますので、略礼装としてもお召し頂けます。
シックな色味ですので、帯によって様々なコーディネートが楽しめそうな一着、寸法も大きめですので背のお高い方にもおすすめです。
着物17-6-24
お仕立て直し
ご売約済
身丈:4尺4寸(約167.2cm)
裄:1尺8寸(約68.4cm)
縦節とも諸紬とも違って、スッキリとした単衣用の紬です。
初期の頃は、色々と巾広く織られていたようでそ。
浦野さんのお宅にたまたま眠っていたものを譲り受けました。
糸の合間から、浦野の香りが嗅ぎ取れる作品です。
着物17-6-11
お仕立て直し
ご売約済
身丈:4尺1寸(約155.8cm)
裄:1尺7寸3分(約65.7cm)
縦糸に2本ずつ赤と生成りの細い手紡糸を配した、とても繊細で優しい手織りの作品です。
浦野さんは、初期には幅広く各種の作品を創作していたようで、これは傑作のうちの1つかと思われます。
そのしなやかさを店頭でお確かめください。
着物17-5-13
ご売約済
お仕立て上がり
グレー地に、小さな絣が上品に散りばめられた紬です。
お求めになられた方に、こよなく愛されるお着物になるでしょう、と、予感が立つのはなぜでしょうか。
帯が少し難しいですが、色をなるべく抑えたいですね。
着物17-5-12
ご売約済
お仕立て上がり
ほとんど暈しにみえますが、極鮫がなぜか横柄で入っています。
こんなにシボの荒い布に、防染糊がよくぞ入っていくものと、感心しきりで、ルーペでつくづくと眺めました。
理一さんは、職人さんの仕事が気に入らないと、窓から投げ捨てたとお聞きしましたが、これはパスしたのでしょう。
江戸っ子の意匠です。
ご売約済み
着物17-5-11
お仕立て上がり
珍しく手紡ぎ木綿の着尺です。
初期のころは織っていたようです。
ざっくりとして、太い糸ながら透け感もあり、これからの季節に重宝すること請け合います。
着こなす程に愛着の増して行くお着物かと思われます。
ご売約済
着物17-5-5
身丈:4尺2寸5分(約161.5cm)
裄:1尺7寸(約64.6cm)
全ての柄が上を向くように染められている、一方付けの小紋です。
肩山は無地に近く、裾にいくにしたがって文様が次第に大きくなっていくという、計算しつくされた柄付け。
そのため、一色の染料にもかかわらず、身に纏ったときに美しいグラデーションが現れます。
葉は型染めではなく、一つ一つ手描きで糊置きをされたもの。
上品ながらも静かな強さを漂わせるきものです。
着物17-5-4
身丈:4尺2寸(約159.6cm)
裄:1尺7寸2分(約65.4cm)
ご売約済
大輪の菊が咲き誇る中を、流水が走り踊っています。
大きな型のなかを均一に染める、その技術の素晴らしさ!平面が大きいので、その美しさがよく見えます。
顔料で染める沖縄の本紅型とちがい、浦野の紅型は染料で用いられていますが、ただ染めるだけではなくしっかりと摺りこんでいます。
藍色のなかにすっと墨を差し入れることにより、さらに奥行きを増した藍の世界に引き込まれていくようです。
着物17-5-3
お仕立て上がり
ご売約済
身丈:4尺4寸(約167.2cm)
裄:1尺7寸3分(約65.7cm)
通常、小紋は同じ型を順繰りに染めているのため袖や肩で柄が逆さになることが起きてしまいますが、こちらは全て上向きの「一方付け」という凝った染め方。
浦野らしいこっくりとした紅型の山々が、鮮やかに、新緑に染まるようにも、紅葉に燃えるようにも見えます。
硬いくらいの鬼縮緬のきものは、浦野作品でしか見られません。
ご売約済
着物17-5-2
お仕立て上がり
身丈:4尺2寸(約159.6cm)
裄:1尺7寸(約64.6cm)
浦野さんは色を作るのに、相当量の見本切れを残していますが、この地色の奥深く華やかな事。
そしてそこに霰紋を加えることにより、色にいっそうの重みが加わります。
全ての花と葉っぱには暈しを加えています。
菊の花の浮き出てくる様の存在感は圧倒的です。
浦野の小紋の中でも、傑作中のひとつではないでしょうか。
着物17-5-1
身丈:4尺5分(約153.9cm)
裄:1尺7寸(約64.6cm)
ご売約済
更紗といえば、軽快で流れるようなイメージを思い浮かべますが、これは、ダイナミックで少し重みのあるデザインです。
お創りになる時、着想と命名、どちらが先だったのでしょうか。
鬼絞の上に真っ赤な花、余白にはなぜか力強い霰紋。
更紗も浦野さんの手にかかると、浦野ワールドに入っていく事がよくわかるお着物です。
ご売約済
着物16-12-23
身丈:4尺5分(約153.9cm)
裄:1尺7寸2分(約65.4cm)
浦野理一の代名詞ともなる経節紬のお着物です。
井桁絣とは、井戸を上からみた四角の形を表現した紋様ですが、この井桁は縦の線が3本。
素朴な基本形をアレンジした絣模様になっています。
生成りの糸とくり色の絣が、自然を感じさせてくれる、飽きのこない初期頃の浦野理一作品です。
着物16-12-22
お仕立て直し
ご売約済
身丈:4尺2寸(約159.6cm)
裄:1尺8寸(約68.4cm)
藍一色で染められた紅型を藍型とよびますが、生成り地にあずき一色の小豆型でしょうか。
浦野の色は、1色に10以上の色を重ねて独特の色を作り出すそうです。
染と織について深い知識と探求力で様々な研究をしてこられた、浦野染織工房の初期頃に作られた物だと思われます。
物には精神性が、あらわれるといいます。
古き良き日本の情緒が感じられ、心が安堵するようです。
小豆茶の八掛をつけて、お仕立て直しました。
着物16-12-21
お仕立て直し
ご売約済
身丈:4尺7分(約154.7cm)
裄:1尺7寸3分(約65.7cm)
「浦野の紅型は、自由な紅型です」と、理一氏のご子息範雄氏の言葉が、浮かんできます。
しっかりとした蹄で紅葉を踏みしめて、遊んでいる鹿の楽しそうな様子。
大きな翼で伸び伸びと羽ばたく力強い鶴。
ながめているだけで心が弾み、楽しくなってくるお着物です。
裏面に引き染めされた藍が、胡粉色の表地に時々あらわれては、布地に表情をつけています。
手括り手絞り絵絣 「乱菊 」着尺
ご売約済み
着物16-9-10
お仕立て上がり
乱菊の大きさと色のバランスが美しい絣です。
菊の花びらが、まあるく長く、エレガントで、高い品性を漂わせています。
縦節のポツポツが、気持ち良いリズムをきざんでいます。
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ご売約済み