「織部」
志村ふくみ作
志村-1
ご売約済
身丈:4尺3寸(約163.4cm)
裄:1尺7寸8分(約67.6cm)
袖丈:1尺3寸(約49.4cm)
袖巾:9寸2分(約35cm)
前巾:6寸5分(約24.7cm)
後巾:7寸5分(約28.5cm)
10月19日から開催の
「こうげいを探る」展にて展示販売
「藍すじ白十字」
志村ふくみ作
志村-2
売約済み
身丈:4尺4寸(約167.2cm)
裄:1尺8寸5分(約70.3cm)
袖丈:1尺3寸(約49.4cm)
袖巾:9寸5分(約36.1cm)
前巾:6寸2分(約23.6cm)
後巾:7寸5分(約28.5cm)
10月19日から開催の
「こうげいを探る」展にて展示販売
「蓬生-よもぎう-」
志村ふくみ作
志村-6
売約済
身丈:4尺3寸(約163.4cm)
裄:1尺8寸(約68.4cm)
袖丈:1尺3寸(約49.4cm)
袖巾:9寸(約34.2cm)
前巾:6寸5分(約24.7cm)
後巾:7寸6分(約28.9cm)
10月19日から開催の
「こうげいを探る」展にて展示販売
「水十字」
志村ふくみ作
志村-8
売約済み
身丈:4尺1寸(約155.8cm)
裄:1尺7寸(約64.6cm)
袖丈:1尺3寸(約49.4cm)
帯巾:8寸5分(約32.3cm)
前巾:6寸5分(約24.7cm)
後巾:7寸5分(約28.5cm)
10月19日から開催の
「こうげいを探る」展にて展示販売
志村ふくみ作 「貴船」
お値段はお問い合わせください
志村21-12-08
銘あり
ご売約済み
身丈:4尺2寸(約159.6cm)
裄:1尺6寸8分(約63.8cm)
京都の奥座敷と呼ばれる貴船(きぶね)は、初夏の青楓、秋の紅葉、冬の雪景色と季節ごとの趣があり、志村さんも山荘へひとり出かける時、自然の豊かな中で心を静める安らぎの場所であったのかも知れません。
平安時代の歌人和泉式部も訪れて祈願したと言われる、水の神様を奉る貴船。
貴船川の清流が、白い線となり、素朴な土色と仙斎茶の小格子の縦絣をそれぞれ、厳かにきっぱりと分け、美しい熨し目文様が生まれています。
草木で糸を染めることを「植物の命の色をいただく」とお話される志村ふくみさん。
この「貴船」には、糸を染める色の美しさに加え、多くの志村ふくみ作品に織り込まれ、表情を担ってきた繋ぎ糸の存在も特徴になっています。
静かな気品が、優しさに包まれた美しい貴船です。
志村ふくみ作 「朱格子」
志村21-12-07
銘あり
ご売約済み
身丈:4尺2寸(約159.6cm)
裄:1尺6寸8分(約63.8cm)
この朱格子は、1970代に京都で茜染めに没頭された頃、志村ふくみさんご自身が、朱に憑かれるように織ったと仰っている時期の作品かと思われます。
朱色は、自然からなる清らかな明るい光で纏う者を輝かせてくれます。
きれいに通った、抱き縞は、瑞々しい樹木と葉の緑。
土の色、水の色、夜空の群青色と繰り返される日々の自然に対する恩恵を表現しているかのようです。
裾に向かい、横段の間隔がわからないくらい少し密になり、夕陽のような濃い朱色が、現れます。
志村さんご自身も書かれていらっしゃるように織り人としてのテンションが、高まり、何物にも捕らわれず、意図のない中で行われるそうです。
さながら、志村さんご自身が、宇宙空間に浮かんでいるような愉しさでしょうね。
数えきれないたくさんの色で織られた朱格子は、色もさることながら、広げた時の布の音や感触、質のよい素晴らしい糸の艶に感動します。
ざぐり糸で織られた土のうねのような膨らみ、安堵するような素朴な糸味。
大切に育て上げられた繭からの賜り物で、今では、叶わないほどの上質な糸で織られています。
おおらかでやさしく、ひた向きな美しさの朱格子です。
志村ふくみ作 「紫白段」
志村21-12-06
銘あり
ご売約済み
身丈:4尺2寸(約159.6cm)
裄:1尺6寸8分(約63.8cm)
志村さんの紫は1970年代、嵯峨に移って、染色家の吉岡常雄さんから教えを受けたと言われています。
紫紺は愛染と双璧と言われるほど、難しい染色と言われており、向こうからは来てくれないで常にこちらから追い求めていく色のようだとおっしゃっています。
そのような紫に満身総意で向かっていった時代の作品のようです。
大きな横段が熨斗目の模様のように、横に厳かに伸びています。
そして裾と袖下の段の紫の幅が広くなっているところ、に静けさを伴った高い格調が見て取れます。
また経の絣足が伸びて、横線のラインを緩やかにしています。
能舞台にでも立っていただきたい衣装です。
志村ふくみ作 「無地男物袷」
お値段はお問い合わせください
志村21-12-05
ご売約済
鑑定書付き
身丈:4尺2寸(約159.6cm)
裄:1尺6寸8分(約63.8cm)
11日(土)より銀座店にて展示
16日(木)より予約販売
心を静かに深く、落ち着かせてくれるような木蘭色の志村ふくみ作の無地紬です。
現在は、男物にお仕立て上がっております。
志村ふくみさん作品の魅力は、自然界の植物から丹念に採取して絹糸に移し変えた豊かな色彩にあると言われています。
赤みを帯びた黄色のこの紬は、自然からの恵みをいっぱいに受け取り、とても美しく輝いています。
品格のあるやさしさを持った無地紬です。
女物へのお仕立て替えをご希望の際には、どうぞ、ご相談ください。
「変わり格子」
志村21-12-04
ご売約済み
身丈:4尺2寸(約159.6cm)
裄:1尺6寸8分(約63.8cm)
現在、志村さんの作品は鑑定していただくことができなくなってしまい、この作品は鑑定を受ける機会を逃しています。
しかし、長年にわたり志村さんの賛助者として、京都にお住まいになっておられた方の確信をいただいた作品です。
変わり格子と名づけさせていただきましたが縦に白鼠の濃淡と、白い縞が際立っています。
そしてそれに覆い被さるように、黒くて細い糸のような線が、縦横に5本ずつ流れています。
2本どりの黒い糸が交わる糸と交互に交差しているので、ゆらゆらと揺れているような儚げな線となり、その途切れ具合も全くデリケートで、この着物の繊細で硬質的な美しさを表現しています。
1980年代の作品と伺っています。
そして、そこから精神性の高みさえ感じ取れます。
「藍無地」
志村21-12-03
ご売約済み
身丈:4尺2寸(約159.6cm)
裄:1尺6寸8分(約63.8cm)
この作品も鑑定を受ける機会をのがしてしまいましたが、志村ふくみさんの鑑定を受けた他の作品と極似しています。
藍の美しさが、伝わる作品です。
30年ほど前、幸運にも志村さんがされた藍の講座を拝聴いたしました。
「藍甕には、宇宙があるんです」と本当にうれしそうにお話されたのを今も忘れられません。
藍無地と呼ぶお着物でありながら、年月を経た藍に染まった糸それぞれが、色調を濃淡に変化させて、横段のような、色の美しさに心をうばわれます。
年齢を問わず、お着物を初めてお召しになる方にもお召しいただける「藍無地」です。
志村ふくみ作「赤茶無地紋入り」
お値段はお問い合わせください
志村21-12-02
ご売約済み
鑑定書付き
身丈:4尺2寸(約159.6cm)
裄:1尺6寸8分(約63.8cm)
きれいな、いわゆる江戸茶といわれる赤く明るい茶色の無地紬です。
志村さんはおっしゃっています「茶色は大地であり、すべての植物の幹や枝のタンニン酸で樹液のような薄茶が染まる、それを木灰、石灰、ミョウバン等で媒染するとさまざまな茶系統が染まる」と。
鑑定書をいただくとき、志村さんは染料については明記しません。
植物染料とは、状況によってかほどに難しいものなのでしょう。
このお着物も紋が入っていましたが、外す事も可能です。
主張のある、個性豊かな茶色なので、お元気に前向きの召し方を、お勧めします。
志村ふくみ作「淡茶無地紋入り」
志村21-12-01
鑑定書付き
ご売約済み
身丈:4尺1寸5分(約157.7cm)
裄:1尺7寸(約64.6cm)
このように赤みも黄色みもない茶を、木蘭色というそうです。
華やかさから遠く、釈迦が袈裟の原点を見て、落ちた木の葉や枝で染めるよう指示した色だといわれています。
白茶に近く、あまり主張のない色なので、逆に、帯での演出が楽しみなお着物でもあります。
緯糸に割りと存在感があり、縦糸よりも少し濃いめの色なので、その節がポツポツと景色を作っています。
一つ紋がありますが、消す事も可能です。
着物レンタルの灯屋2TOP > 志村売約済 > 志村ふくみ作「淡茶無地紋入り」ご売約済み