着物13-5-14
お仕立て直し
身丈:2尺6寸(約98.8cm)
裄 :1尺7寸5分(約66.5cm)
通信販売可
勢いのある構図の羽織です。
白と黒のみの色彩の中で、緋鯉が唯一色を持つのも印象的でおしゃれな雰囲気。
普段使いからお出かけまで、幅広くお召いただける一枚です。
着物13-5-12
藍染作家 新道弘之の藍絞りの着物です。
新道氏は日本古来の藍染の創作により、作品が世界各国で高い評価を受けています。
奥様は絞りの縫いしめをされ、仕事をする家族が藍の色に深まるように藍で結ばれているのでしょう。
京都にある私設の「小さな藍美術館」には同氏のコレクションも公開されています。
夏らしい藍、絞り柄もすっきりして着こなし易い着物です。
着物13-5-11
ご売約済
身丈:4尺2寸(約159.6cm)
裄 :1尺7寸3分(約65.7cm)
流水のような縦の線に、水玉模様がおしゃれな小紋。
ほどよいモダンさが着る人を選ばず、またおしゃれに見せてくれそうなおすすめ小紋です。
古典の帯も、外国裂の帯も自由に合わせられる重宝する一枚になりそうです。
着物13-5-10
身丈:2尺8寸(約106.4cm)
裄 :1尺8寸(約68.4cm)
コバルトブルーの色が目にも鮮やかな羽織です。
この澄んだ青が白波と鳥の羽色をより引き立たせ、所々入る銀糸の織りがさらに涼感をみせます。
着物13-5-9
ご売約済
身丈:2尺5寸2分(約95.8cm)
裄 :1尺7寸(約64.6cm)
黒地の絽縮緬の染羽織です。
太鼓橋に傘をさす女人や駕籠に乗る人など町の風景。
霞取りがこの模様により変化をもたせています。
春の桜に秋の楓を組み合わせた柄ですので、夏前後の時にご着用できます。
ご売約済
写真の色紙を見て頂いてお分かりになるように、当店では志村さんの着物が入ると、本人に着物を見ていただき、「お題」を書いていただきます。
今回の着物のお題を伺うと、「浅春」と。まさに。
朝の日の光の粒、木々の新芽の輝き、花の蕾の香り、これから始まる麗しい季節への期待が一枚の着物に込められているのです。
横段ぼかしで望洋と広がりを表し、墨色の細い線やつなぎ糸を縦横に散らし、心地よい緊張感を生み出している、志村さんらしい作品です。
ご売約済
色の配色、格子の感覚、経糸の絣れ具合につなぎ糸の妙、それらのすべてに織部の世界が注ぎ込まれている作品です。
ベージュ、茶、緑というシンプルな色がそれぞれに非常に高潔で透明感にあふれ、色の持つ純粋性が見るものに迫ってくるようです。
雲龍文金襴開き名古屋帯 220,000円
この帯地の出生は定かではありませんが、ゆったりと雲珠文を織りなす緞子地の重厚感のあるしなやかさ、そして青い天空に浮かぶ大きな龍の冴え冴えとした色目。
織部と対峙して、なお引き合う…ぜひお勧めしたい帯です。
ご売約済
お仕立て上がり
詳細はお問い合わせください
『ヴェネツィアのサン・マルコ寺院のモザイク壁画に描かれたサロメの姿に想を得たものだという。
裾に向かうにつれて深々と沈む朱赤地に焦げ茶と白の細い線が水面に揺らめく光の筋のように縦横に織り込まれ、その中で絣で織り出された黄色の小丸がリズミカルに踊る。
簡潔でありながら、ほの暗い寺院の中の赤や金色の色のガラス片の一瞬の燦きを、ビザンチン帝国の栄華の余韻と共に鮮やかに描き出している。』
-週刊朝日百科「人間国宝」より
群馬県立近代美術館蔵の作品「マルコ」。こちらの着物はその後織の小紋として仕立てられています。
見れば見るほど、地色の放つ迫力に圧倒されます。
絹地文織名古屋帯 220,000円
「マルコ」の帯は「同化して添う」をテーマに合わせてみました。
帯地はインドネシア・スマトラ島産で、織られてからすでに200年以上を経ています。
細かい多種の柄が、金銀を交えた色糸で緯文織になっています。
ルーツは古代中国までさかのぼりますが、沖縄に渡っては花織として受け継がれたり、意外と身近な織り方と言えます。
織のバランスが「マルコ」に呼応して、美しい世界が生まれています。
ご売約済
お仕立て上がり
潦とは雨が降って地上にたまったり、流れたりする水のこと。
経糸は茶と藍の縞をまとめて散らし細く長く伸びた絣足に、白場から少しずつ藍を濃くして下りてゆく緯糸。
白場に見える部分にもよく目を凝らすと茶や藍が表れたかと思えば、先ほどまで茶や藍に見えていたものがまるで違っていたかのような、色の魔術にかけられたかのような錯覚に陥ることでしょう。
昔に教わった自然界にむき出しの色はないということを思い出す、深く大きな感覚に迫ってくるような作品です。
金更紗名古屋帯 240,000円
インドネシア・スマトラ島のジャンビと呼ばれる地域に伝わるバティックを帯に仕立てました。
手書きの蝋纈に藍染を施し、金泥で加飾しています。
製作には数か月を要したそうですが、今では織り手の存在しないまさに「今は昔」の布となってしまいました。
そんな儚い美しさが志村さんの着物の上で輝きを放つかのようです。
宗廣力三作郡上紬
着物13-5-7
茜を基調とした微妙な濃淡の染めで、1980年ごろの作と思われます。
この着物を前にした時に、まず目に入るのは包容力のある優しい色と図柄。
しかし近づいて色を追っていくと、その複雑な仕組みに戸惑い、目線を失ってしまいます。
斜め格子を織り出す糸が、経緯共ぼかしに染められていて、その薄い色の中に経の白い縞が入り、周りに吸い取られながら消えていくように見えるので、まるで濃い部分の白が浮かんでいるようにも見えます。
深みのある明るい暖色に幻想的な趣が加わって、奥行きのある美しい着物になっています。
工芸展出品作の作風とは違って、どこかほっとする作品。
洗い張り後、仮絵羽に仕立ててあります。
着物13-5-6
身丈:4尺3寸5分(約165.3cm)
裄 :1尺8寸(約68.4cm)
藍の縦縞を基調にして、子持縞の茶色のぼかしに立湧ぼかしが薄く絡んだリズミカルで知的な文様です。
縞の中心に赤を含む愛の濃淡が華を作っている作品。
「すわ、宗廣作か」と思うほどの力作です。
着物13-5-5
身丈:4尺2寸(約159.6cm)
裄 :1尺7寸(約64.6cm)
「色冴え堅牢で、やわらかく、こしが強く、深みありて、あたたかく」
宗廣目標としてきたこの言葉にぴったりのこの紬。
3色の細い横縞が緊張感をほぐし、裾の濃いぼかしがアクセントになって、帯との出会いを待っているかのようです。
着物13-5-4
ご売約済
身丈:4尺2寸(約159.6cm)
裄 :1尺7寸5分(約66.5cm)
黒に染め変えられて仕立てられていますが、元の格子がらがかすかに残っているところが景色となって、むしろ味わい深い紬になっています。
風合いはとても良く、八掛の紺の色が冴えて、袖を通すほどに愛される一枚となりそうです。
ご売約済
着物13-5-3
身丈:4尺2寸5分(約161.5cm)
裄 :1尺7寸3分(約65.7cm)
上質の赤木紬で織られており、手引き糸で紡ぎだした玉糸が経緯に配されているざっくり感が心地よい着物です。
ぼかし糸も入った複雑な横縞に織られた反物を、さらに経にして板にはさみ、黒と赤、緑につけ染しています。
板に挟んだ時のしわ加工も、さらに高級感を生んでいる、かなり初期の力作と見受けられます。
126000円
着物13-5-2
御売約
身丈:4尺1寸(約155.8cm)
裄 :1尺6寸5分(約62.7cm)
オイスターホワイトと呼ばれる薄い灰色の一越縮緬に笹と蹴毬の図が縹色(藍染めの浅葱と藍との中間くらいの濃さの色)で型染めされた地白型と言われる単衣小紋。
流れる笹の曲線となんだろう?とふと目がとまる愛らしい蹴毬の文様は、おっかけと呼ばれる2枚型で染められた手のかかる手法で昭和40年頃の物。
今はもう作られていないそうで、非常に希少なものです。
やさしく爽やかな小紋は歌舞伎座へのお出掛けにもぴったりかと、この季節に迷わずお召しになれるお着物です。
着物レンタルの灯屋2TOP > 着物 売約済 > 単衣・蹴毬と笹の図型染め小紋松原染工所作
御売約