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薄紫暈しの紋金紗は大輪のユリが透かしで涼やかです。
上前には撫子の刺繍が白く浮かび出て、付下としての格も見てとれます。
お仕立て直しで伸びやかなサイズになっています。

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青藤色の縦暈しの中に、萩が咲き乱れ、裾には百合の花が匂うかのごとくです。
すべてを白で統一しているので、初夏の日差しを受けてまばゆいお着物になることでしょう。

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何処かでお目にかかったお着物かもしれません。
月見の宴に向かうのでしょうが、ホタルの光を借りて、以外に整然と進んでいます。
ご馳走を護衛するカブトムシがひとり、リアルに頑張っています。
後を付いて行きたくなる光景です。
少し汚れがありますが、綺麗になるかとは思います。

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深い海、寄せ来る波に守られて、貝たちが歌っているようなお着物です。
大きな青海波にあわせて、サイズもゆったりとしています。
お色目共に、着こなしのし易い単衣着物です。

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棒縞の中に、白いアザミが浮かんでいます。
グリーンの縞にエンジ色のコントラストが、清々しく涼しげなお着物です。
伊敷あてを付けて、お仕立て直しをしました。

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青色の地に、染まるかのようにモミジが茂っています。
緯糸のシボがおおく、楊柳のよろけが美しい単衣となっています。
葉っぱの色を抑えているので、爽やかな初夏のお出かけ着と言えるでしょう。

紫つゆ草紗合わせの訪問着
ご売約済

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地色がお着物の印象付けに大切な事だと教えてくれる一点です。
流れるような落ち着いた緑が涼しげな藤棚を彷彿とさせてくれます。
桜が終わったら、5月は藤です。
いよいよ、この単衣の出番ですね。

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赤紫には、心を安定させる作用がある事が証明されているそうです。
自然の染料で染められた糸だと思われる、やさしい色の単衣紬です。
寸法もたっぷりとお召しいただけます。

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グレーを主にした色の波。
クレヨンで濃く、薄く、楽しみながら描かれたような横段。
明るく、やさしいハーモニーが、心を軽くさせてくれるような楽しい単衣紬です。

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明治期に流行した、江戸小紋の裾柄模様を大正時代に写した着物をお仕立て直しました。
染三つ紋もありますので、お散歩着と言わず、江戸小紋裾柄模様としましたが、目立つ紋ではありません。
お洒落着としてもお楽しみいただけるでしょう。
緑地の大小あられと地空きの型から覗く風景が、江戸情緒を感じさせる素敵でめずらしいお着物です。

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うねる大波と立つ波しぶきの中を堂々とゆったり進む帆船。
女性らしい地色に異国の船が、熟練した技術で染められた素敵な訪問着です。
面晴れの日にも、印象的な装いになる事でしょう。

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手描き友禅の冴え渡る訪問着です。
色を抑えて、その分カラスを多く配してあります。
生き生きとして、活発なカラスたちが表現されています。
こんなオシャレな訪問着をオーダーで仕立て上げた人と時代があったのですね。
三割菊の染め3つ紋が入っています。

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まず、色の見事さに圧倒されます。
色留袖なので出番はそれほど多くないかもしれませんが、着るだけでなく、飾って眺めて楽しまれても十分のお返しはきます。
我々女性の憧れの色ですよね。