薄群青色カモメに作り土文様絽の訪問着
ご売約済
着物19-6-03
身丈:4尺1寸(約155.8cm)
裄:1尺7寸8分(約67.6cm)
名物裂の聖樹文様の流れを引くと言われる作り土紋が、波間に漂っている、それをカモメが守っているという構図なのかもしれません。
かわいいうさぎは、ここでも後ろを振り返っています。
珍しく家紋のない訪問着です。
萱の原に葛の絽地訪問着
ご売約済
着物19-6-04
身丈:4尺2寸(約159.6cm)
裄:1尺7寸3分(約65.7cm)
通信販売可
色がなく、一面に白い萱の原に、葛の葉っぱが黒く存在していて、何か静寂が支配している気配が漂っている文様です。
ベージュのさらりとした帯で、さりげなくお召しいただくと、都会的な装いになります。
流水に丸紋宮古上布
ご売約済
着物19-6-05
身丈:4尺3寸(約163.4cm)
裄:1尺8寸(約68.4cm)
通信販売可
上下を貫いて、流水が立湧文様のように流れ、大きな丸紋が、波しぶきのようでもあり、川の水音のようにも見えます。
丸紋の中には、種々の小紋柄が入って、明るく楽しい表情を見せています。
お仕立て直しをして、伸びやかなサイズになりました。
片輪車に牡丹文様宮古上布
ご売約済
着物19-6-07
お仕立て直し
身丈:4尺4寸(約167.2cm)
裄:1尺8寸3分(約69.5cm)
通信販売可
片輪車は、平安貴族が使う牛車の車輪を、鴨川の流れに浸して休ませた風物からきたものです。
それに絡む牡丹の花も平安文学にも現れており、雅な京の都を、遠く南の島からイメージしたものでしょうか。
お仕立て直しで、身幅も丈も大きくなっています。
リボンの絡み文様越後上布
着物19-6-08
お仕立て直し
身丈:4尺1寸5分(約157.7cm)
裄:1尺7寸5分(約66.5cm)
ご売約済
赤い絣と青い絣が、組んず解れつ流されて行きます。
何か、人間の絆を語っている、と言ったらおこがましいでしょうか。
手績み苧麻の逸品で、雪晒しをしてお仕立て直しをしました。
幾何学文様越後上布
着物19-6-09
お仕立て直し
ご売約済
身丈:4尺1寸5分(約157.7cm)
裄:1尺7寸5分(約66.5cm)
かわいい幾何紋に、赤と黄色の差し色が程よく入って、ミロの油絵を彷彿とさせます。
これも雪晒ししたので、真っ白な中に、藍の清潔で透明感ある色調が、印象に残るお着物となりました。
現代物にはないエレガントな作風をお楽しみください。
4尺3寸までなります。
葵唐草文様小千谷縮
ご売約済
着物19-6-11
お仕立て直し
身丈:4尺3寸(約163.4cm)
裄:1尺8寸3分(約69.5cm)
通信販売可
徳川家の御紋である葵が、唐草で永遠に繋がれていきますように、との意味が込められた大らかなイメージのお着物です。
お仕立て直しで、幅も丈もたっぷりとしています。
昔着物は、サイズが大きくなると、ついうれしくなります。
この時代の小千谷縮は、糸がしっとりとしてお体に添い、お召しやすいものと思われます。
まだ大きくなります。
田の字文様八重山上布
ご売約済
着物19-6-12
身丈:4尺4寸(約167.2cm)
裄:1尺8寸2分(約69.2cm)
通信販売可
スッキリと、明快で楽しい文様の上布です。
苧麻の八重山は、今では、幻のような織物ですが、これは数十年前の作品でしょうか。
昔からの伝統柄で、お仕立て直しによって大きくなった貴重なお着物です。
手に触ると、糸に弾力があり、宮古や越後上布とは違って、力強く頼れる夏物という感じです。
井桁柄芭蕉布
着物19-6-13
お仕立て直し
身丈:4尺1寸5分(約157.7cm)
裄:1尺7寸(約64.6cm)
ご売約済
糸が細くしなやかで、琉球藍と車輪梅の茶が清く澄み、清潔感漂う芭蕉布です。
時代を経たものを、洗い張り、お仕立てしました。
裄などに少し元の線が残りますが、とかく着心地の良さが問題になる芭蕉布ですけれど、その点はかなりお勧めできます。
切繰越で、身丈はいっぱいです。
微塵格子の越後上布
ご売約済
着物19-6-14
お仕立て直し
身丈:4尺1寸5分(約157.7cm)
裄:1尺7寸7分(約67.3cm)
通信販売可
着心地とセンスの良さが保証された越後上布です。
どのような帯を置くかがお楽しみです。
昭和の中頃の男物で、キズもありますが、当店一押しなことは、お客様も良くご存知でいらっしゃいます。
志村ふくみ作 十字絣単衣 仮絵羽
ご売約済
着物19-5-32
鑑定書付
藍の濃淡の中に雨絣が走り、その上に白十字がポッカリと浮いています。
十字の縦の絣足は、明かるい藍に繋がれて次の十字へと導かれています。
何か、キリストが負った十字架のイメージを宿した、聖なる光が、横に流れる黄色の線から感じ取れる気がして来ます。
この織物は、単衣用として制作されたようで、少し薄手に作られていますので、素材感がデザインとコラボして、シンプルで明晰な春のお着物となっています。
鑑定書がございます。
志村ふくみ作 「クレーの秋」仮絵羽
ご売約済
着物19-5-33
鑑定書付
クレーの秋、と、象徴的な命名をされています。
志村さんは、昭和の終わり頃、ヨーロッパへお出かけになっているので、その後の作品かと思われます。
クレーの絵は、詩的、思索的、音楽的と言われていますが、色の重なり具合や格子縞のデザインなど、志村さんの表現する中にも、同じ感性が感じられます。
そして静かで優しい、ヨーロッパの秋が見えてくるのです。
志村ふくみ作 常盤色無地 仮絵羽
お値段は店頭にてご確認ください。
着物19-5-35
鑑定書付
ご売約済み
店頭にてご覧ください
常盤とは、常に変わらないこと、永久不変なことを表す語句で、常緑樹の緑を讃える美しい言葉です。
そして、松葉色と、新緑の色との2色の糸が絡み合う豪華で華麗なこの反物は、落ち着いて重厚な輝きを放っています。
糸の命が、溢れんばかりに感じられて、若々しい緑、という言葉を改めて使いたくなりました。
志村ふくみ作 梅鼠色無地 仮絵羽
ご売約済み
着物19-5-36
鑑定書付
頂戴した鑑定書には、無地単衣とだけあったので、梅鼠色とは、当店でつけました。
少し紫がかっているようにも見えますが、染料はわかりません。
華やかさはありませんが、穏やかで品格と奥行きのある、我々日本人の肌にはとても似合うお色かと思います。
また、季節や年齢を選びませんし、帯合わせによっては、巾広くお出かけができます。
黒地茶格子夏黄八丈
ご売約済
着物19-5-37
身丈:4尺3寸(約163.4cm)
裄:1尺7寸2分(約65.4cm)
通信販売可
夏黄八丈は、黄八丈の草木染めと、小千谷の織布技術とが融合してできた、近年の夏織物です。
黄八丈の西篠吉弘さんの工房で染められた糸は、小千谷へ送られて、細い強撚糸を荒い密度で織ることにより、透け感のある織物ができあがります。
コブナグサの黄色や、タブの木で染めた茶色の縞が、凛々しく浮かんできます。
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