青地に孔雀と牡丹、桜の文様が描かれた振袖です。

孔雀は悪い虫などを食べてくれることから特に女性の守り神と言われ、その華やかな姿とあいまって振袖によく描かれています。
芍薬もまた、華やかな花弁が美しく着物の文様に古くから用いられています。

渋めの青地に、そういった華やかな文様がセンス良くまとめられています。
派手派手しさはないですが、色数が少ないからこその洒落た着こなしができそうです。

やさしい印象のベージュの裾ぼかしに丹頂鶴が優雅に飛び交う黒振袖。
川が流れ四季の花々が咲く、美しい日本の風景が描かれています。
たなびく雲がとても幻想的。ふと見れば御所車も。
平安の時代を彷彿とさせる伝統的な図案です。

細やかに描かれたせせらぎや鶴の羽の一枚一枚、梅や菊の花弁の刺繍など、ひとつひとつが丁寧な手仕事で眺めていて飽きません。
とても品の良い染めです。
染め抜き日向の五つ紋で、かつてはご婚礼の場で花嫁さんがお召しになったものかもしれません。

大きすぎない図柄のバランスがとても良く、小柄な方にもぴったりと似合いそうです。

色づいていない、青々とした楓の若葉は「青もみじ」と呼ばれ、4月上旬～6月下旬までお召いただける初夏のモチーフ。
ご存じ「紅葉」は10月～11月の秋のモチーフです。
両方が存在するこちらの着物は、初夏と秋にお召いただくのがおすすめです。

友禅染で大胆に描かれた紅葉は、遠くからでもはっと目を引く美しさ。
紅葉の間を縫うように、水墨画のような楓の枝が力強い筆づかいで走ります。
重なり合う葉は部分的に手刺繍と金駒刺繍が施され、紅葉だけとは思えないほど立体感と奥行きを生み出しています。

お召いただける季節は限られますが、それも着物の楽しみ。
全身で季節をまとう着物の醍醐味を感じてみてはいかがでしょうか。

身丈が４尺４寸とたっぷりありますので、身長のある方におすすめです。

なめらかでふんわりと優しい手触りの錦紗縮緬生地が用いられています。
繊細に描かれた松と御所車、雲取などの古典柄を配し、今も昔も変わらない美しさをたたえたとても綺麗な紫の色合い。
写真でお伝えしきれないのが本当に残念…是非店頭で手に取ってご覧になっていただきたい一枚。

上半身には柄がなく、かつてはお嫁入りした後に袖をつめて留袖にできるようにしたものかもしれませんが、是非このまま振袖としてお召いただきたいです。

刺繍の半襟をたっぷりと出して、小物の赤を効かせて。
大正浪漫あふれる着こなしが叶いそうです。

寸法が小さめなので、小柄な方向きです。

1875年（明治8年）創業の東京友禅の言わずと知れた老舗。
今回は珍しく振袖が入荷しました。友禅染めと日本刺繍を駆使した独自の感性で着物、染繍作品を制作され、美術コレクターの方からも時代を超えて愛されている。
まさに美術品というべき作品を生み出しています。

こちらの振袖は柔らかい錦紗縮緬地に貝桶、季節の花々文様が描かれた昭和初期の作品。

繊細な染め、華やかな手刺繍、見るものを魅了する細かい手仕事に心を奪われます。
西洋画のような明るい色使い、金の縁取りを多用する技法、古典文様ながらも現代に通じるモダンさを併せ持った独特の世界観…、一目で大彦製と分かる作品です。

成人式の晴れ着としてはもちろん、レセプションご列席、結納と大切な日の晴れ着として長くご愛用頂けます。

白地の着物ですので、若干糊が出ている箇所がございます。
ご着用には差しさわりない程度ですが、是非実物をご覧ください。
こちらは振袖販売、レンタルの専門店「灯屋２代々木店」にての取り扱いとなります。

京紅型で有名な「宮崎紅型」の手挿し特選振袖です。
珍し群青色を基調とした美しい色彩で京紅型特有の深みのある色使い。
流水に四季の花々、宝尽くしの文様が描かれた非常に品のある文様です。

正絹表生地は、高級丹後ちりめんを使用しており、八掛は若々しい紅色のぼかしとなっています。

派手派手しい振袖が多いなか、落ち着きと上品さ、華やぎを併せ持った京紅型ならではの装い。
成人式や結婚式など第一礼装としてお召しください。

寸法が大き目ですので身長165cm位までの方に、また裄もたっぷりした寸法ですので、手の長い方にもそのままお召し頂けます。
もちろん寸法直しも承りますのでお気軽にご相談ください。

優しいピンク地に桜の花が描かれた上品な振袖です。
葉の緑が黄緑～水色と多色に渡り、振袖の陰影を強めています。
大輪の桜の花には金駒刺繍が施され、豪華な仕立てとなり、
お召しただく方の魅力を引き立てます。

成人式、ご結婚式参列、結納と長くお召し頂ける振袖です。
身丈が大きめですので、身長164cm位の方までお召し頂けます。

まるで屏風絵を思わせる豪華な振袖です。
裾には赤黒のエ霞が座り、上へ向かうにつれ見事に花を咲かす梅の枝木。
吉祥文様である松を袖に配し、紅白の見事なまでのバランス。
中央には羽根を広げた丹頂鶴がデザインされ、特別な日の装いに相応しい華やかな一着。

鶴の部分には手刺繍が施され、図案の立体感を高めています。

写真では黒のストライプの個性的な帯を合わせていますが、
金地の袋帯を合わせても華やかな印象となり素敵です。

アンティークのものですが状態も非常によく、すぐにお召し頂けます。
成人式の晴れ着に、また身丈が長いので婚礼の引き振袖としてもお召し頂けます。

現代リサイクル振袖となります。
真紅の地に大胆な御簾文様が描かれた華やかな振袖。
桜や梅、橘、菊など季節の花々舞い、祝席に相応しい豪華な印象です。
こちらの振袖は写真の帯、帯揚げ、帯締め、重ね衿のセット販売となります。
成人式、結婚式ご参列にお召し頂けます。

非常に豪華な縮緬地の振袖が入荷しました。
珍しい折り鶴文様が愛らしく、菊や桜、椿など四季折々の花が描かれ情景豊かな図案です。
また特筆すべきは厚手の縮緬地。ふっくらとした撚りが魅力的です。
黒地に朱赤という古典的な組み合わせの色使いが優しい雰囲気でお嬢様の魅力を更に引き立てることだと思います。
アンティーク古典柄の振袖をお探しの方に是非お勧めの一着です。

古いものですので、少々生地が弱くなっている部分がございます。
当店にてお直し済みでご着用には問題ございませんが、店頭にてご確認くださいませ。

大輪の菊花文様が印象的な菊尽くしの文様。
梅と水仙、春の花も加わり艶やかでアンティークらしい雰囲気に満ちた一着。
ストライプの帯を合わせて少しモダンな印象にコーディネートしました。
帯あげ、帯締めは振袖を主役にするために控えめな色使いに。
成人式の装いにぴったりの古典柄を楽しめる振袖です。

光沢のある綸子地に花籠流水文様が描かれた古典文様の振袖です。
花籠には、梅や菊、橘、牡丹が鮮やかに描かれ、四季を通してお召し頂ける図案、花の部分には刺繍が施され立体的な意匠となっています。
梨地と呼ばれる細かい織文様があり光沢感があり、格式高い装いとなります。
朱色や金地の帯を合わせ成人式など格式ある場での装いに正統派の礼装としてお召しください。
結婚式のご参列へもお勧めの一着です。

三松の「綺麗伝説」というブランドの中振袖です。
光の当たり具合によって菊の地模様が浮かび上がる上質な縮緬正絹地に桜、菊など四季折々の花々、檜扇文様が描かれ、上品な印象。
結婚式のご参列やパーティへのご列席にぴったりの一着です。
訪問着ではおとなし過ぎて、振袖では華やか過ぎる…という場合に是非お勧めの中振袖。

金糸の小花文様の袋帯とセットでの販売となりますので、コーディネートに悩まずにすぐにお召しいただけます。こちらの振袖は現代物になります。

紫根染のような美しい紫、全体に染められた車文様が印象的な絞りの振袖です。
貴族の御所車をモチーフにしたと言われる車文様、振袖や留袖など礼装用の着物に高貴で雅やかな古典文様として好まれてきました。
現代の振袖のような一見した華やかさはとは違い、シックで上品な色合いが通好みの手の込んだ振袖。
写真のように赤い帯で若さを出しても、ゴールド系の帯を合わせて上品に装うのも似合います。
身丈、裄のサイズが大きめですので、身長167cm位までの方にお召しいただけます。

アンティーク振袖ならではの赤地の縮緬地。
毎年、人気の高い赤地の振袖は、晴れやかな成人式ならではのもの。
桜に藤、橋文様と古典文様を配した個性的な図案で、レトロな雰囲気が漂います。
可愛くも、モダンにもコーディネート次第でいろいろと楽しめる一着です。