小物製作の準備に追われているアトリエより。
「継ぎ裂」展では、トートバッグ、ポーチのほか、懐紙入れや数寄屋袋などのお茶の小物も用意しています。
今回はトートバッグを縫いに出すまでの、下準備の様子をちょっとだけお見せします。
小物は大きさデザインはもちろんのこと、ファスナーや持ち手や裏布も一つ一つ考えて選びます。
トートバッグは4種、2ヶ月かけてやっとサンプルが決定しました。
「継ぎ裂」の使い方も吟味されて同じものは二つとありません。
灯屋2ならではの、おどろくような細かい継ぎもあります。
美しくなるように、継ぎの縫い代を一辺ずつ裏に密着させる作業。
思いのほか時間をとられます。
こういう手間をスタッフで行って、ようやく形にする為の縫いに出すのです。
完成するのがたのしみです!