1年ぶりにインドへ出かけました。
インドでは9月に新しい布がギャラリーに並び始めるため、いつもこの時期になってしまうのですが、最近の湿度の高い日本の暑さに慣れてきたせいでしょうか、むしろインドのほうが過ごしやすく感じられるほど。
まずはインドの西の玄関口コルコタから。
コルコタ着は深夜になってしまうことが多く、数年前までは薄暗く清潔感の感じられない大都市の空港として及第していないような恐ろしげな空港でしたが、今ではすっかり姿を変え国際空港としての面目が整いつつあります。
ここでは東インドを中心に織られた、カンタワークの技術を現代にアレンジした布が手に入ります。
続いては雑多な感のあるオールドデリーと違い、緑の多い近代都市ニューデリーへ。
ニューデリーのへそともいうべき中心地に宿を定め、シルクの紋織りや金・銀のモールを使ったザリ織、刺繍や色鮮やかな糸で織られたカシミール織などを求めます。
毎晩インドビールを片手に、チキンマサラと香ばしいナンでエネルギーを補充しつつ、たくさんの布を集めてきました。
今回仕入れた布は11月15日(水)からの「外国布と羽織りもの展 2」にてご覧いただける予定です。