暑い日が続きますが、着物好きの脳内カレンダーは季節の先取りをついついしてしまいますね。
そろそろ単衣の着物が、気になる今日この頃。
単衣時期ぴったり、あこがれのいわゆる夏結城。
こちらのお着物は肌触りがさらっとして残暑にも対応する優れものです。
真綿と麻で織られています。
少し黄みがかった生成に小豆色の糸できっちり織られた亀甲絣が、綺麗に花唐草の模様を浮き上がらせて、上質な紬の良さが、伝わってきます。
帯合わせをいろいろ替えて、単衣から10月の初め頃へとお楽しみください。
まず、9月には、微塵格子越後上布の帯を合わせ、すっきりとした後ろ姿。
型と手描きで染められた節のある糸、紬地の名古屋帯で秋の気分を味わってください。
初秋からの秋の真ん中まで、充分お楽しみ頂ける、重宝なお着物、ぜひ、お手にとってください。
単衣夏結城着物
微塵格子越後上布帯 50,000円+税
柿の図紬地名古屋帯