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おちょやん令和の春コーデ

朝ドラをご覧になっていますか?

昭和初期の設定で、着物姿が可愛いですよね!

特に千代ちゃんのオレンジ系の縞の着物、いつも胸キュンで見ています。

店内にあるこの着物、ドラマを思い出させます。

花と蜜蜂のクリーム地が優しい帯に合わせました。

普段着の定番だった縞の着物、こちらはとても風合いの良い織で上品です。

そしてもう1枚は赤に黒の格子の着物。

帯は花籃に咲き誇る花でいっぱい、のびやかな絵柄です。

深い赤の着物は大人の方にもおすすめですよ。

昭和初期に思いを馳せながら、令和のおちょやんコーデいかがでしょう?

 

 

オレンジ系縞着物 88,000円(税込)裄1尺8寸 身丈4尺1寸3分

撫子と矢車草刺繍の名古屋帯 88,000円(税込)17-4-45

赤格子着物 44,000円(税込)裄1尺6寸5分 身丈4尺1寸

花籃の名古屋帯 88,000円(税込)

 

 

上田紬に型友禅の染め帯

縞の上田紬に型友禅で本手摺りされた縮緬の染め帯を合わせてみました。

粋き過ぎない明るいイメージの縞の紬。

少しシャリ感があって暖かくなっていく季節にぴったりです。

合わせたのは縮緬地に早春の景色、草花が、型友禅染めされた帯です。

優しい色合いですね。

日々寒いとは言え、それでも春に向かう陽射しを少しずつ感じています。

明るい春の訪れを待ちたいですね!

上田紬 証紙付き 55,000+税 裄1尺6寸8分63.8cm 身丈4尺1寸155.8cm

大正時代の縮緬早春の図染め名古屋帯(お仕立て直し) 90,000+税

1月中は、感謝を込めてお買上げ価格10%の灯屋2クーポンを進呈させて頂きます。

*当面は、水曜日を定休日、11時より18時閉店の営業です*

店内できる限りの除菌に努め、換気をよくして営業しております。

ご来店心よりお待ち申し上げます。

洋服感覚で取り入れる帯

着物日和りが続きます。

洋服感覚のセンスを感じる帯で気軽なお出かけいかがでしょうか?

まずは、洋服でも馴染みのある大きなチェック。紺、ベージュ、茶の色は、すぐに着物にも取り入れられそうですね。

次の帯は座ぶとんの上に毛並みの良い黒い猫が座っています。カーキ地に赤い座布団が効いています。可愛すぎないところが良いですね。

最後に紺と青の細い縞の帯。こちらは無地感覚で使えるので、柄のお着物にも使えて重宝です。粋な感じが素敵です。

 

大きなチェック柄帯

猫の刺繍帯 90,000円+税

紺と青の細縞帯 30,000円+税

ワークショップ「浦野の小布を帯にする」その2 格子と縞

ワークショップ「浦野の小布を帯にする」その2
格子と縞

前回のワークショップでもご覧いただきましたが、浦野さんの縞、格子は無数にあります。
先に手をつけないと無くなってしまう、との心配はご無用です。
それに、今回は新しい布も補充しました。

縞や格子は型染めと違って、機の数だけある、と申しますが、よくぞここまでといえるほどに、それをやってのけています。
創業時の縦節は糸が細く、節も小さく、縞目も細やかで、いくらかやさしい紬だったような気がします。近年になって、縦節が主張し、柄目も強く、個性的になってきたようです。
裂のスクラップブックには、昭和28年製というのもあって、60年を経て弱ったりしているのもありますが、そんな小布に限って美しかったりもします。
縞や格子にも本当に個性やルールがあって、その全てをお伝えできないのが残念です。
これらの布たちは絣や、型染めとも調和して楽しい帯へとなっていきます。

     

第3回 は「同じ型紙から作り出す兄弟たち」をご紹介致します。

 

 

雨降る銀座に

今日はあいにくのお天気で、気分も沈みがちですね。

そんな時こそ着物は明るく軽やかな物を選んでみました。

 

着物は単衣の紬で明るい縦縞が鬱々とした天気を吹き飛ばしてくれます。

生成りの地色に経糸で抹茶色、納戸色、琥珀色、藤色の縞が並びます。

帯は元は子供の襦袢でしたでしょうか。

よろけ格子の中に駒や羽子板、風車といった玩具と異国情緒溢れるかわいい子供が染められています。

そして経節が特徴的な浦野理一の紬を接ぎ合わせた灯屋2の創作帯です。

千草色が爽やかな5月の風のようです。

  

単衣縞紬 55000円+税 身丈4尺2寸(約159.6cm)裄1尺7寸5分(約66.5cm)

灯屋2オリジナル子供柄と浦野理一のはぎ帯 ご売約済

灯屋2の店内も単衣展に向け、どんどん軽やかになってきました。

ぜひ令和初の展示会にも足をお運びくださいませ。

「令旬のひとえ展」

会期:令和元年 5月1日(水)~12日(日)
   11:00〜20:00(日祝は19時閉店)

会場:灯屋2銀座店
   東京都中央区銀座2-6-5アサコ銀座ビル2F

詳細は、こちらをご覧下さい。

皆様のご来店をお待ちいたしております。

縞の着物

クリックすると大きな写真がご覧いただけます。

森田 たま著『きもの随筆』より

「縞は絣のような激しさがなく、小紋のような悠長さがなく、女の着物としてこれほどぴったりと身につくものはないように思える

ふだん着の甲斐甲斐しさと、客の前に座った時のしとやかさと両方かねそなへていて、粋にも上品にも使われる。

絣や小紋の流行時代にも、決してその姿を消しさることがないのは、その単純さのせいである。

お茶漬けの味とでも云おうか。古渡り唐桟は奈良漬に玉露の茶漬で、木綿縞はふる漬のかくやであろう。

いずれも捨てがたい味わいである。」

森田さんの、日本人の食に例えたユニークな着物の柄の見方に、思わず笑みがこぼれてしまいます。

本日の着物は

縞お召の単衣 71400円
インドカンタ楽器柄刺繍名古屋帯 58800円

代々木本店2階 斎藤