江戸時代の小袖裂が帯になりました。 菊紗綾形の地紋がある綸子地は、はるか昔よりずっと変わることのない象牙色の輝きを静かに放っています。 小石丸という蚕は、さぞや優しくて穏やかな繭を作っていたのでしょう。 スッと伸びた清楚な枝の先には、擦り疋田と刺繍とでたおやかな菊の花が咲いています。 状態も良く、全通と6通の名古屋帯が二本できました。 秋日和のいい日のお出かけには、是非こんな帯をお勧めします。 全通帯:240,000円+税 / 六通帯:180,000円+税