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大津絵の着物や帯

東京ステーションギャラリーにて、大津絵の展覧会が開催されています。

ご覧になった方もいらっしゃるでしょう。

当店でも大津絵柄は、そのユーモラスで、神仏、人物、動物がときには風刺的に描かれる様子は、独特の風情で人気です。

現在、このような着物帯がございますので、ご紹介いたします。

紬地に手描きされた画が、とても味わい深い付下。

八掛の色もお洒落です。

大津絵紬付下    65,000円+税

身丈4尺3寸(約163㎝)  内揚げあり

裄1尺6寸6分(約62、8㎝)  1尺8寸迄直し可能

 

縮緬の染め名古屋帯。

少し汚れが有ります。

お手にとってご確認下さい。

縮緬大津絵名古屋帯    20,000円+税

大津絵に惹かれて

大津絵の帯製作中

江戸の初め、民衆の間で信仰と結び付き仏絵として描き売られた大津絵は、時代の流れに伴って風俗絵に転じました。
絵に登場する神仏、鬼、人間、動物は社会を風刺し、人が持つべき心を語ったり、時には癒す役も務めます。
素朴で明朗、大胆な表現は今にも人気を保って続いています。
春が近づいてきたとは言ってもまだ寒く少々薄暗いこの時期、暖かい紬に身を纏い、楽しい帯を締めお出かけませんか。

写真は焦げ茶色の紬に、縮の大津絵をアップリケして名古屋帯に仕立てているところです。

アトリエ担当 森