「継ぎ裂」展  作品のご紹介 その3

その3  継ぎ帯

浦野理一の裂を継いで帯に仕上げました。

開き名古屋帯 一

開き名古屋帯 二・三

開き名古屋帯 八・九

名古屋帯 十五・十六

名古屋帯 二十一・二十二

名古屋帯 二十五・二十六

半幅帯 二十七・二十八

半幅帯 三十三・三十四

「継ぎ裂」展  作品のご紹介 その2

その2 うらの着物

浦野さんの縦節紬の着物に、継ぎ帯を合わせてみました。

一捻りした、ワンランク上のコーディネートができ、いつもの浦野理一とは趣の違ったスタイリングがお楽しみいただけます。

うらの着物と継ぎ帯 一

うらの着物と継ぎ帯 三

うらの着物と継ぎ帯 四

うらの着物と継ぎ帯 七

うらの着物と継ぎ帯 十五

 

 

 

 

 

木守り

季節は刻々と移り変わり、冬は深まっていきます。
鮮やかに実った柿は、目にも身体にもその豊かな恵みを分けてくださいます。

 

柿の木に一つ残る実は「木守り」と呼ばれ、来年もたくさん実りますように…と祈りを込めて残しておくそうです。
昔からの風習のようなことではあるけれど素敵なことと思っていました。
しかし現実を考えると、冬場に食べ物が少なくなる野山の鳥たちに残しておいてあげるという気づかいでもあると知って、また心温まる思いがしました。

お太鼓の図柄に木守りの風情が出ているようで、寒さが増す季節にも締めたいと思わせる帯です。


柿にスズメ刺繍名古屋帯 ¥50,000 +税

「継ぎ裂」展  作品のご紹介

イベントもいよいよ来週と迫ってきました。

内容につきましては図録でご案内していますが、図録をご覧になっていないお客様のために、その一部をご紹介してみます。内容は

その1  継ぎ着物 浦野さんの裂を継いで着物に仕立て、帯や小物でコーディングしています。

その2 うらの着物 浦野さんの着物に、浦野さんの裂を継いで帯にしたものをコーディングしています。

その3  継ぎ帯 浦野さんの裂を継いで仕立てた名古屋帯や半巾帯を展示します。

 

となっていますが、今日はその1です。

 

作品全てに素敵な銘が入っていますので、それもお楽しみください。

ご購入希望のご予約、お問い合わせは、お電話にて、銀座店03-3564-1191 担当 白井 までご連絡お願い申し上げます。

数寄屋橋、夜咄し、雪の光、めぐり逢い、プリズム、ラ・カンパネラ、5点

数寄屋橋

夜咄し

雪の光

プリズム

ラ・カンパネラ

龍でござる

来週末21日(土)からいよいよはじまる「継ぎ裂」展に向けてお客様よりもたくさんのお問い合わせをありがとうございます。

会期間近の銀座店ですが、新商品も入荷しておりますのでご紹介させていただきます。

眼を見開き、鼻を張り、大きな口から牙をのぞかせた龍。

紗綾形地紋に勢いよく上げた尾が、頼もしくも凛々しい姿。

鬣をなびかせ、悠々と大空を舞う。

雲の間から、尻尾を出すのは、雨龍でしょうか。

引き抜き結びを直し、おし立て直しした帯なので、ふっくらと撚りのかかってない糸のアンティーク刺繍です。

新年に向けて、幸先良し!のラッキー帯になる事でしょう!

龍の刺繍名古屋帯

聞こえてきそう、動物たちの声

本日はかわいい動物の帯をご紹介します。

森の木々を見上げているのでしょうか?ゆったりとした2頭の鹿の刺繍が可愛いですね。

刺繍は縦縞模様に施されていて、古い2種類の生地を継いでいます。紬や江戸小紋、色無地にもぴったりですね。

次に白いうさぎの帯。こちらは薔薇の花の香りに誘われてやって来たのでしょうか?

穏やかなオレンジ色の地色が優しい装いにぴったりですね。開き名古屋。胴前も美しい薔薇です。

鹿刺繍帯 100,000円+税 15-2-45

うさぎと薔薇の刺繍の帯 100,000円+税

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「継ぎ裂」展入荷速報!!

~「継ぎ裂」展~

かわいいバッグができました。

2ヶ月かけて試作をし、難産ではありましたが、こんなにステキな子が生まれました。

ここでもさすがに浦野、と納得です。デザインは、4種類あり、それぞれに個性的な、魂がくすぐられる?ような作品が会場に並びます。楽しみにお出かけください。

何でも来い!結城縮の帯合わせ

昨日のブログの結城縮縮に素敵な帯を合わせてみました。

結城紬には平織りと縮があるのですが、平織りの結城が重要無形民俗文化財に指定された後、縮は生産量が減ったため、今では逆に大変貴重なものとなっています。

元は男物だったものを部分に継ぎ、更に魅力のあるお着物にお仕立て直しました。

灯屋2では大変に人気のあるお着物です。

すぐに着物通になれる!伊平織の帯を合わせました。

 

牡丹唐草和更紗模様の帯を合わせてみました。

こちらは珍しい木綿の紅型の帯。丸ぐけもお忘れ無く。

帯合わせ何でも来い!縮のお着物の良さをぜひ知っていただきたいです!

伊平織帯 120,000円+税 20-10-04

牡丹唐草和更紗帯 60,000円+税

木綿地紅型の名古屋帯 60,000円+税 18-9-6

新着!接ぎ結城縮袷

ご好評を頂いている、接ぎの結城縮の袷着物。

ご紹介する三点は、杢糸織りばかりを集めています。

肩 と袖や衽 まわりで色変わりを楽しんでいます。

落ち着いた色は、通好み。

よく見ると、深い藍を中心に、いろんな色が交錯しています。

帯合わせがたのしみですね。

お手持ちの帯や、アンティーク、外国布、染め、織、、、

まさに今この季節からご愛用いただけるあたたかい衣です。

接ぎ結城縮袷(衽色変わり)    120,000円+税

身丈4尺1寸5分(約157㎝)           裄1尺7寸5分(約66㎝)

 

接ぎ結城縮袷(衿肩山同色変わり)  150,000円+税

身丈4尺1寸(約155、3㎝)      裄1尺7寸8分(約67、4㎝)

 

接ぎ結城縮袷(衿肩山別色変わり)    150,000円+税

身丈4尺1寸8分(約158、3㎝)           裄1尺7寸5分(約66㎝)

 

 

 

「継ぎ裂」展 かわいい小物たち

そろそろ続々と小物たちができ上がってきていて、アトリエはきれいなものたちで溢れんばかりです。

これからだんだんとご紹介していきますが、今日は、数寄屋袋と懐紙入れをご覧いただきます。

数寄屋袋は、継ぎ裂をふんだんに使って、ダイナミックに、深い味に仕上げました。

懐紙入れは、縮緬や、型染めの一枚布で、かわいく、エレガントに仕上げました。

どちらも、さすがに浦野裂、と、うなりたくなるような出来栄えです。

お茶席に限らずに、バッグの中に忍ばせてお楽しみいただけます。

 

 

当店では、この時節の展示会時の販売方法に付きまして、思案を重ねてきましたが、ただいまホームページに詳しく載せましたので、ご覧くださいませ。