特別な日の単衣

筍の美味しい季節になりました。

旬のものをいただいて、夏の暑さに負けなずに過ごしたいものです。

ご紹介の着物は、扇面に秋草が描かれた華やかな訪問着です。

上前の柄には、刺繍施されて図柄に立体感を出しています。

織の名古屋帯を合わせて、いっそう華やかな装いにしてみました。

特別な日の一枚にいかがでしょうか。

 

 

中啓と矢羽文様ひとつ紋単衣訪問着  110,000円(税込) (着物20-04-10) ※お仕立て直し

身丈:4尺1寸5分(約157.7cm)
裄:1尺7寸5分(約66.5cm)

 

絽地秋草柄織名古屋帯

翡翠帯留 79,200円(税込)

絽縮緬帯揚げ 5,500円(税込)

蝶々の単衣羽織

可愛らしくも素晴らしい風格の単衣羽織です。

流れる水のようにも、舞とぶ蝶のようにも、大人女性の魅力をあらわしています。

丈もたっぷりと。

見れば見るほど、たくさんの表情がその中に隠されています。

蝶々文単衣長羽織
44,000円(税込)
着物21-04-21

身丈:2尺6寸(約98.8cm)
裄:1尺7寸(約64.6cm)

通信販売可

赤の縞柄の夏塩沢が入荷しました。

塩沢の単衣と言えば、白に蚊絣というのが人気ですよね。

でも、今日入荷したのが、この赤の縞柄の夏塩沢です。

「これが塩沢?」と思いましたが、広げると、塩沢らしいシャリ感があり、ライトベージュに赤い縞柄が、かわいく、とても涼しげです。

ベージュ地には白い縞が数本あり、赤の縞の真ん中に、黒い線が1本入っています。

値段を見ると、なんと、2万2000円!。が、サイズが小さかったんですね。身丈4尺、裄1尺6寸5分。

でも、ここに載せたのは、縫い込みがたっぷりあったからです!!前に6㎝、後に7㎝あるので、着丈は164㎝、裄は68㎝ぐらいまで出せます。前幅は24センチ、後ろ29、センチで、M~Lサイズです。

袖も1尺2寸ですが、1尺3寸に直せるように、仕立てられています。

着丈、裄丈でいつも諦めている方も、お直しすれば着られます。赤い縞が元気をくれる着物です。

 

帯は、薄手の唐草模様の着物を仕立て直したものです。芯が入った名古屋帯ですが、涼しげな素材なので、普段のお着物に、自由にお使いいただけます。

 

小物を2パターンで合わせてみました。

絽のレモン色の帯揚げと、サラッとした手触りに涼感があるピンク系の丸ぐけで、明るく。

優しい緑色の縦絽の帯揚げと、麻のライトグレーの丸ぐけで、シックに。

 

着物

絽の帯揚げ 5,500円

普通の丸ぐけ 4,500円

麻の丸ぐけ 6,500円

(価格は消費税込み)

 

 

おひとりさまをたのしむ〜郷愁

新緑の頃、ふるさとを思い出す方も多いのではないでしょうか。

春の山河、枝を広げる木々、馬を引く人、羽ばたくカモ。

モノトーンで描かれているからこそ、しみじみと美しい色彩がまぶたに浮かぶようです。

あわせる着物は素朴な久留米絣の単衣。

木綿の気取らずあたたかな肌ざわりです。

お出かけしなくても、きっと懐かしく優しいひとときに、心和むことでしょう。

どうぞお心安らかに、お過ごし下さいませ。

 

山河情景の名古屋帯  税込44,000円

 

久留米絣単衣 税込66,000円

身丈4尺(約151,5㎝) 裄1尺7寸(約64,4㎝)

 

菖蒲で思い出す日本の文化

5月になり、菖蒲を見ると”日本の文化”のようなものをはっと意識するのは私だけでしょうか?

それぐらい素敵な佇まいの花、菖蒲。ずっと昔から日本の人々の側にあった存在なのでしょうね。

そんなお花が全体に表現された単衣のお出かけ小紋はいかがでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

こちらのデザインは竹の簾から透かして見える、菖蒲と笹です。

軽やかな錦紗の地に、所々ごく小さく透かし織が施されたとても凝ったもの。

 

 

 

 

 

 

 

同系色で合せた帯は抑えた紫色と銀糸で織られた紗の帯。

こちらは透け感がないので単衣にも大丈夫。

 

 

 

 

 

 

 

夏を通して使えるので重宝な帯となりそうです。

 

 

 

 

 

 

 

下線ナンバーからHPの商品紹介に飛んで下さい、小紋の大きい写真がご覧にいただけますよ。

 

簾紋に菖蒲の単衣小紋 18-6-51 88,000円 税込

身丈 4尺1寸5分 157.7cm 裄 1尺6寸8分 63.8cm

紫と銀糸の紗帯 38,500円 税込

墨色

 

 

 

 

 

蟹が戯れ、葉がしなる、筆の音、墨の香りを感じるような名古屋帯です

21-4-3蟹の手描き名古屋帯

 

五月の空

ファッションビルの間を抜けて、青い空が、ずっとずっと続いていく美しい銀座です

この季節の空を見ていると心まですっきりと晴れていきます

柳も心地良さそうに揺れています。

水音まで聞こえてきそうです

流水に柳の刺繍名古屋帯

流水に菖蒲名古屋帯38,500円(税込)

 

 

風を感じる

5月は田植えの季節です。

「田植え」は古来より早乙女と呼ばれる菖蒲酒などで穢れを祓った女性たちが行う神事でした。

田植えされた春の田園を清々しい風が吹く様子は、気持ちの良いものです。

ご紹介の着物は、風を全身で感じられるくらい薄い錦紗の着物です。

絽目が入った夏着物ですが、僅かに細かな縮緬のシボが感じられるので夏前の単衣からお召しいただけます。

間垣にフワッと蛍の光のように浮かぶ丸紋の中に、秋草文様がそれぞれ入っています。

黒地にぼんやり浮かぶ様子が絞り風に丁寧に表現されて、夏の風情が美しい小紋です。

合わせた帯は、紫陽花や牡丹、朝顔、沢瀉など春から夏の季節の花々が描かれた夏帯です。

アンティークらしい優しい色目が、儚げな雰囲気を演出していて繊細な錦紗着物によく合います。

花の丸紋様絽の小紋  99,000円(税込)  (着物20-07-14)

身丈:4尺1寸5分(約157.7cm)
裄 :1尺7寸5分(約66.5cm)

絽地季節に花々染め名古屋帯  22,000円(税込)

金魚帯留(瑪瑙)   44,000円(税込)

 

半幅帯、対馬木綿と藍色木綿

ともすれば汗ばんでしまうような陽射しの日が続いています。

そんな日の気軽なおでかけに半幅帯はいかがでしょうか?

現在店内には初夏から夏へ向かっての素敵な半幅が揃っていて、いろいろお選びいただけますよ!本日は木綿の2本をご紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

1本目は大変貴重な対馬木綿の半幅帯。

優しい肌触りと、お締めいただいた際にはさすがのこなれ感があります。きっと満足感の高い大切な1本になりそうです。

 

 

 

 

 

 

 

そしてこちらは藍色の半幅帯。

1枚目の写真の裏面にはオレンジや赤の細かい縞が入り、両面楽しめるお得感いっぱいの帯です。

 

 

 

 

 

 

 

軽やかに単衣に半巾帯を合せてご近所へなんて、素敵ですよ!

対馬木綿の半幅帯 20-07-07 77,000円 税込

藍色木綿半巾帯 22,000円 税込