アリスとその仲間たちがやってきた!!

夏と秋のはざかい期。

暑さにホトホトまいっちゃったと言ってる間にも、お彼岸は近く季節は移ろっていきます。

朝夕のそよ吹く風をちょっとだけ気にかけてあげて下さい。

さて、今日のお店は、まず色づいた野薔薇の枝がごあいさつ。

武蔵野に狸がお腹を出して三日月に見惚れていたり。

そして、アリスとその仲間たちがお出迎えです。


アリスとリスやふくろう、きのこたちの楽しいおしゃべりに参加なさいませんか?

お待ちしております!!

 

浦野理一継ぎ名古屋帯のワークショップご案内

先にご案内しましたが、このワークショップも何回目かを迎えて、
浦野ファミリーも増えてまいりました。
今回は、六通で、前柄も両面お使い頂けるということなので贅沢な悩みが増えますね。
シーチングの布を帯の長さ用意して、上に貼っていく、というスタイルでいきます。

広い会場の奥で作業を進めていきますので、集中してまいりましょう。

第1回 10月21日土曜日 10時30分〜12時30分
第2回   22日日曜日 10時30分〜12時30分
場所   銀座洋協ホール6F
企画展「こうげいを探る」会場
内容   六通名古屋帯の型紙に合わせて裂を選んで頂き、後日当店で仕上げます。
浦野理一の裂は、主に5寸角の大きさで、ダンボール4箱をご用意します。

参加費その他のお問合せ、参加お申し込みについては
銀座店までお電話ください。
裂の画像や、過去のお客様の作品集もご覧いただけます。

 

9月、絽縮緬の着物、そして帯

日差しがどことなく秋めいてきました。

本日ご紹介するのは、9月に着ていただくのに相応しい絽縮緬の単衣着物です。シボのある縮緬に絽目を通したもので、透け感が控えめで単衣の時期に着る着物。

こちらは細い糸の錦紗の絽縮緬で、軽やかにお召しいただけます。花菱の3つ紋ですが、おしゃれ着として着ていただくのはいかがでしょう。

大きな片輪車が威風堂々と休んでいる状態の川岸なのでしょうか。
馬が仕事を終えて鞍を外されるように、源氏車も車を外して水につけ、乾燥からの狂いをなくす作業が待っています。萩の花が情緒を添えています。

 

帯は華やかな菊に色紙紋様の名古屋帯。2種類の菊を豪華な刺繍で彩っています。地の柿色と葉の緑の組み合わせはどこかモダンな雰囲気。比較的薄手ですので秋の始まりから深まるまでお召しいただけそうです。半衿、丸ぐけ、帯揚げにも心を配るのも楽しいです。

色合いといい、デザインといい、秋が待ち遠しくなりますね!

ぜひ、店頭で、通販でお求め下さい。

着物 23-05-36 萩に片輪車の色留袖 65,000円(税込)
身丈:4尺2寸(約159.6cm)
裄:1尺7寸(約64.6cm)
袖丈:1尺3寸(約49.4cm)
袖巾:8寸7分(約33.1cm)
前巾:6寸(約22.8cm)
後巾:8寸(約30.4cm)

帯 23-09-09 菊に色紙紋様名古屋帯 33,000円(税込) 長さ:9尺7寸(約368.6cm) 帯巾:8寸(約30.4cm)

秋の展示会のお知らせ 『こうげいを探る』

工芸とは「伝統に根ざした職人技を駆使し、美的感覚を持って創作したもの」

灯屋2の眼を持って集めた着物や帯などを、あの銀座洋協ホールで再び展示できる機会が巡ってきました。
会期内には楽しいイベントもご用意しました。

志村ふくみ・古澤万千子・浦野理一などの作家もの、絞りや型染・刺し子などの民藝もの、琉球を含む諸国の織物、幕末明治の江戸小紋など。
帯では、和洋更紗、丹波木綿、江戸小袖や明治期の裂崩し、作家ものなど。
幕末明治から近代までの作品や再生品を広い会場に美しく展開します。

今回は、お仕覆の山田英幸さんと、染色工芸の稻田まゆさん がジョイント参加です。
灯屋と灯屋2のスタッフも皆でがんばりますので、ぜひのご来場をお待ち致します。

会期:10月19日(木)〜21日(土)10時〜18時
22日(日)10時〜17時

会場:銀座洋協ホール
東京都中央区銀座6-3-2 ギャラリーセンタービル6階

会期中のイベント
☆浦野理一継ぎ帯ワークショップ
第一回 10月21日(土) 10時30分〜12時30分 満席となりました。
第二回 10月22日(日) 10時30分〜12時30分
会費 税込¥110000
各回10名 お申し込み順で締め切ります。
〈内容〉六通名古屋帯の型紙に合わせて裂を選んで頂き後日当店で仕上げます。その他の内容については銀座店にお問合せください。
お使い頂ける裂や、過去のお客様の作品の画像もご覧頂けます。

その他のイベントもご用意しますので、確定しましたらお知らせ致します。

お客様の装い〜インフルエンサーの着こなし

今日の東京は台風直撃の模様。しかし大雨の銀座には傘をさす外国人観光客の姿が意外と多いのに驚きます。予定は変更できないですよね。

少し涼しくなって、夏も終わりかと思うとちょっと寂しい気分にもなりますね。思えば猛暑にも拘わらず、お客様素敵なお着物姿をたくさん見せて下さいました。

今日は残り少ない夏を感じながら、SNSをはじめとするインフルエンサーのお客様の着こなしをご紹介します。

まずは、当店オリジナル宮古と越後の切り継ぎ着物をお召しのお客様。縞の宮古に襟に格子の越後が加わってエレガントに。お手持ちの無地の帯を合わせて、渋々のコーディネート。

帯周りもすっきりとされて最高にカッコいい着こなしですね!

次は今年も大人気だった芭蕉布を着こなされたお二人のご紹介。

お顔の写真を撮り忘れてしまったのですが、インスタが大人気のお客様。縞状の模様に絣が入った芭蕉布に、紗の帯を合わせたコーディネート。

こちらの帯は灯屋2のオリジナル。透け感の少ない紗にさまざまな貝殻を手刺繍しました。明るい色が入っているのも良いですね!よく拝見すると半衿にも貝の刺繍が。とてもエレガントできちんと感のある芭蕉布の着こなしです。

そして最後は仕覆作家で、来たる秋の展示会『こうげいを探る』にもジョイント参加の山田英幸さん。小さな格子の中に絣のある男柄という芭蕉布にバティックの兵児帯。

メガネ、帽子、半衿、タスキに至るまで隙がありませんね。

いかがでしたか?インフルエンサーたちの着こなし。本当に素敵でした!

皆様もぜひお着物でお出かけ下さい。

 

 

お客様の装い〜江戸裂の帯

暑いとは言っても、心なしか秋の気配を感じる今日この頃。大人の夏休みもそろそろ終わり、着物も秋の物が少し気になり出す頃ですね。

さて、本日は江戸裂の帯をご着用のお客様をご紹介です。江戸末〜明治時代の武家の小袖など時代裂から当店で作成した大変貴重な帯です。本日のお客様の帯は素材が麻。この季節、最高のおしゃれではあるけれど、かしこまり過ぎない時代を転じて今に相応しい帯となったと言えましょう。

まずは、細かい麻の葉模様の越後上布に金駒を始め豪華な刺繍の帯のお客様。大きな藤や御所車など、大胆で伸びやかな意匠が本当に素敵です。優しい色合いの丸ぐけをアクセントに。

次にご紹介するのは永遠の憧れ、細かい蚊絣の越後上布に、蝶や菊といった豪華な刺繍がびっしりと施された江戸裂のお客様。金駒、銀駒、そして明るくてビビッドな色合いが本当に良くお似合いです。

そして最後にご紹介するのは、こちらはまた少し趣の違う江戸裂。柔らかな色合いが優しい雰囲気を醸し出しています。黒の薄物に合わせるのもまた素敵な組み合わせですね。

意外と幅広い着物に合わせていただける江戸裂の帯。シルクの絽の物や、袷向きの物も揃っています。ぜひ、当店でご覧下さい。

お客様の装いいかがでしたでしょうか?本当に素敵ですね。皆様もぜひお着物でお出かけ下さい。

お客様ご出演公演のお知らせ

本日はお客様の公演のお知らせです。

まずは、いつも素敵なお着物姿とキュートな笑顔で当店のお客様にもファンが多くていらっしゃる一色采子さん。ご出演のツルゲーネフ「初恋」の朗読劇が明日まで絶賛開催中です。

主人公ウラジミールをテレビでもお馴染みの藤本隆宏さん、ヒロインの令嬢ジナイーダを注目の歌舞伎女形、中村壱太郎さんが演じます。素顔の一色さんとは真逆のヒロインの母親の伯爵夫人役とのこと。美しい生のリュートの演奏も印象的な舞台。東池袋の劇場あうるすぽっとにて開催です。お急ぎ下さい!

お問い合わせ:あうるすぽっと

https://www.owlspot.jp/events/performance/first_love.html

次に、やはりお客様の筑前琵琶奏者の鶴山旭祥さんご出演の公演です。

当店でご購入のお着物でご出演されるご予定、楽しみですね。西洋音楽の影響を受けず、日本人音楽的感性に基づいて発展したという琵琶の響き、幽玄な世界に浸ってみるのはいかがでしょうか?『平家物語』を語る、2023年10月7日(土)GINZA SIXの能楽堂にて開催です。お問い合わせは下記まで。

お問い合わせ:インターナショナル・カルチャー TEL:03−3402−2171(平日11:00〜16:00)

お客様の装い〜宮古上布

お盆を過ぎて心なしか気温も落ち着いて来た感のある東京ですが、まだまだ蒸し暑さは続いていますね。

そんな8月は感謝の意味を込めて、お買上商品価格(税抜き価格)10%の灯屋2商品券を進呈させていただいております。いよいよ日にちも残り少なくなりましたが、ぜひ、皆様お出かけ下さいませ。

さて、そんな蒸し暑い天気にお勧めなのが麻の着物。本日は今では年間20反程しか生産できなくなったと聞く、貴重な宮古上布の着こなしのご紹介です。

斜めの縞がクールな宮古上布に、小袖崩しの麻の江戸裂を合わせたお客様。小脇に抱えた芭蕉布の籠。日傘、自然布の草履まで細部にわたるまでおしゃれの追求をされています。

次にご紹介するのは、とても印象的な帯のお二人。宮古上布の柄行きも個性的。左のお客様はとても珍しい小さな葉っぱを散らしたデザイン。右のお客様は貴重な色絣、光沢も素晴らしいですね。

そして最後にご紹介するお客様は宮古上布に科布の帯。王道とも言えるコーディネートもやはり素敵。細かい絣の個性的な柄裄の宮古上布も素晴らしいですね。

お客様のコーディネートいかがでしたでしょうか?本当に素敵ですね。特に宮古上布は藍色ということもあって思いの外、長い時期お召しいただける点も重宝なお着物です。

ぜひ、皆様もお着物でお出かけください。

お客様の装い〜個性が光る装い

毎日本当に暑いですね。

そんなお暑い中、お買い物していただくお客様に感謝の意味を込めて、8月中はお買上商品価格(税抜き価格)の10%の灯屋2商品券を進呈させていただいております。残り少ない8月ですが、ぜひ、お出かけ下さいませ。

さて、本日も素敵なお客様のコーディネートをご紹介します。こちらのお客様のキュートで個性的なコーディネートに他のお客様からも歓声が。お着物は八重山上布。手うみの苧麻で織られた、焦茶の絣模様が地の白さと相まって涼しげですね。

そしてそこに合わされたのが灯屋2オリジナルの魚模様の帯。現代アーティストの作家さんによるハンドペイントです。大きな魚の他にタレには貝が見えるのも面白いですね!小物遣いも素敵です。

次のお客様は色絣の大変凝った宮古上布に、黄色とグレーの小格子の越後上布の半幅帯。木製の金魚の帯留をアクセントに。色の絵絣の宮古上布は今では新たには生産されてはいないそう。竹と笹が大胆に織り出された逸品です。

そして透け感がこの着物の涼しさを証明しているようですね。

いかがでしたでしょうか?お客様のコーディネート、本当に素敵ですね。

ぜひ、皆様もお出かけ下さい。

 

 

 

お客様の装い~合言葉は芭蕉布?

偶然、芭蕉布の着物をお召しのお客様がお集まりになった一日。

このように貴重な芭蕉布の競演も、灯屋2ならでは。

写真奥のお二人は伝統的でシックな雰囲気の芭蕉布、そして手前のお客様は珍しい横縞の芭蕉布にアフリカの布の帯を合わせていらっしゃいます。

他のお客様も自然と店内の芭蕉布に手が伸びて。ひと口に芭蕉布と言っても本当に様々な柄行です。着物の他にも帯もそろっていますよ。

こちらのお客様は柿渋染めの麻の帯ですっきりと決めて。

そして、また別の日、ご新調なさった芭蕉布の着物でご来店いただいたお客様。

大きな萩と間垣が大胆に染められた絽の帯で、芭蕉布が華やかな装いに。

皆様の装い、いかがでしたでしょうか?本当に素敵ですね。

ぜひ、皆様もお着物でお出かけ下さい。

尚、8月中はお買上商品価格(税抜き価格)の10%の灯屋2商品券を進呈させていただいております!この機会にぜひ足をお運び下さい。