今年は桜の開花予想がずれて、4月に入って満開!桜のお着物や帯の出番が長くてお喜びの方も多いことでしょう。
盛夏を迎える前、5〜6月の単衣の季節に何を組み合わせたらいいか、お悩みの方はいらっしゃいませんか?
昔は10日ごとに着るものの素材が決められていた、ということですが、昨今はそんな厳格な基準はありませんね。昔に比べ気温も湿気も高い今の日本の暮らしの中ですから、少し自由に5、6月のオシャレを楽しみたい、でもやはり日本独特の季節の味わいも捨てがたい、どちらもご満足いただける素材とお色目の単衣を探してみました。
灯屋2でご紹介した“kコレクション”では今は生産されない「錦紗」の単衣をたくさんご用意して、優雅で繊細ではんなりした美しさを目で見、触れてお愉しみいただきましたが、今日ご紹介するのはもう少し「実用」的な現代の単衣着物とそれに合わせる単衣の帯です。