芝山細工の芦雪作の帯留です。
茶褐色にお椀をかむったような団栗。
ふっくらとした実がくりくりした眼にも似て、団栗まなこと表したりします。
素材は黒サンゴ。
このサンゴは松のような姿で生息しているところから「海松(うみまつ)」といわれています。
植物が色替わりする秋。
サンゴの粒が並ぶ帯留は、山地に自生する「うめもどき」など秋の実色にも似ています。
8月10日付ブログにて、きものと帯とでコーディネイト使用しています。
もう1点は夏の小蕪。
黄銅でできた帯留の葉の部分の折り重なり具合もほれぼれするような精巧な造りになっています。
あわせる帯選びも楽しめそうな品ですね。
団栗帯留 47,250円
小玉サンゴ帯留 12,600円
蕪帯留 89,250円
斉藤