現在、泉屋博古館 分館で大正から昭和にかけて流行した「銘仙」のきもの展を開催しています。
アールヌーボーからアールデコへと美意識が移り行く中、着物の柄も華やかで色彩豊かなデザインに変化して行き、銘仙はそんな時代を反映していきます。
灯屋では、外国布の帯と羽織展は終わりましたが、お店にはたくさんのウズベキスタンからやってきたスザニやアドラスで仕立てた帯や羽織があります。
中でもアドラスは銘仙のルーツと言われるような、華やかな配色と経絣が美しい布。
アドラスも銘仙と同じように経糸をずらし美しい絣足で絵柄を表現しています。
ウズベキスタンと日本、遠く離れた二つの国で作られた絣の布は非常に共通点が多く驚くばかりです。
モダンで大胆。
今の時代のモダンアートのようです。
(左から)
アドラス名古屋帯 (帯15-11-18) 59400円
アドラス名古屋帯 (帯15-11-19) 59400円
アドラス名古屋帯 (帯15-11-21) 59400円
「きものモダニズム」展
泉屋博古館 分館
開館期間:27年9月26日(土)~12月6日(日)
http://www.sen-oku.or.jp/