日本人は近世から、実に多様な素晴らしい染織品を世に送り出し、愛でてきました。
そして嬉しいことに、その文化を伝えてゆく「道」というものも出来あがっていましたので、今日でもまだ多くの美しい布が周辺に残っています。
それらの断片を、着物として、特に帯として甦らせてあげたいと、灯屋2では取り組んでいます。
これは、江戸後期の「茶屋辻」と言われる帷子(かたびら)の一部を帯にしてみました。
武家の夏衣裳でしたが、今、私達はこうして目にし、装ってみることができる。そんな時代に生きています。
閑庭にあづま家の図麻名古屋帯 367200円
老松に銀杏の図麻名古屋帯(六通) 189000円
渋谷