立秋を迎え、こんなに暑いのに秋だなんて・・・と思いきや台風から始まり、吹く風はどこか涼しく柔らかく、夕暮れの日差しも優しい傾きを感じます。
振り返るにはまだ早いですが、この夏の思い出を・・・
皆さんはこの夏何デビューをされましたか?
私はついに”対丈”デビューをいたしました!
アンティークならではの悩み。
それは丈が短い!裄が短い!という事です。
灯屋2では切繰越仕立てという仕立て方で少しでも身丈がでるよう頑張っていますがやはり限界はあります。
着たい!けれど短い・・・
そんな時に対丈です。
対丈はちょっと・・・と敬遠する前に、モノは試しに挑戦してみてください!
対丈は思いのほか着姿がスッキリし、腰が安定して楽チンです。
男物のようにピッタリ対丈ではないので、帯の中に収まるように小さくお端折りを作ると、背中がふかってしまっても引き締められますし、好きな丈に調整できます。
帯は腰骨に掛からない程度、少し下で締める事で全体のバランスが良くなります。
しかし腰よりウエストが細いためどうしても帯の上が締まりがち。
前から見ると”ハの字”になりやすいのです。。
そこで登場!”おなか布”です。
帯を巻く際、お腹に一枚ハンドタオル等を挟み、巻き終わったら抜きます。
こうする事で、下がキュッと上はゆったりな帯の締め方ができ着姿も安定。
お端折りがないので下っ腹もスッキリです。
宮古、八重山、越後に小千谷、夏着物は対丈にピッタリです。
ぜひにぜひにお試しくださいませ!
大橋