少し前になりますが、茨城よりご来店いただいたお客様をご紹介させていただきます。
結城紬の織り子さんをされているお2人です。
灯屋2もファンの多い結城紬。
手間と時間をかけ作られる上質な紬、纏ってみるとその魅力にさすが!と皆様納得。
この日は、昔、結城紬がいかにして織られているかという、とても貴重なDVDも拝見させていただきました。
このDVD、普通は見られない所を熱心なお客様に仲立ちをしていただき、わざわざお持ちくださいました。
仁平さん、思いを受け取りましたよ!
本当にありがとうございます。
「160亀甲の結城を今織っていますが、一日にどんなにがんばっても8寸しか進みません。」
「本当に根気のいる仕事よね」とお話しながら、写真は、ご自身で織って愛用している結城のショールを触りながら、真綿の感触を楽しんでいる所。
「このショールは、水で普通に洗ってます。紬は育てる物だから・・」と言われた言葉が、今も心に残ります。
大切に作られ、その昔、生活の中で愛しみ着用されてきた着物達。
灯屋2で洗い張りされ、水をくぐり、仕立て直されて、すっきりとなんとも気持ちのよい紬になりました。
また、大事に着てもらえる時を待っているようです。
来年には、「どんな風に結城紬が、作られてきたか!」の座談会を予定しております。
その時には、またお知らせいたします。
ぜひ、ご参加ください。
白井