上演中の初春大歌舞伎、話題のひとつが坂東彌十郎さんが主演する「人間万事金世中」(にんげんばんじかねのよのなか)です。彌十郎さんはNHK「鎌倉殿の13人」での当たり役で、すっかり人気者になりました。金の亡者の主人公役ですが、嫌みがないのがお人柄でしょうか。
作品は歌舞伎としては珍しく、明治時代を舞台にした人情喜劇です。没後130年になる河竹黙阿弥作による翻訳もの。米相場や絹にかかわる商いで身上をつぶしたなどという話が登場し、当時の時代背景も垣間見れます。男性の登場人物の髪型もまげではなく散切り頭で、この手の芝居をいわゆる「散切物(ざんぎりもの)」と言うそうです。
女性の登場人物はまだまげを結っていて、着物や羽織、コート姿はまるで当店にも置いていそうな風情で登場する点もなかなか興味深いです。
着物姿で訪れる歌舞伎座は格別なもの。歌舞伎座のお宝名画の前での写真撮影もお勧めです!
ぜひ、歌舞伎をご覧になって、お帰りは灯屋2まで足をお運びください。
灯屋2では、1月中はお買上商品10%のクーポン券と、ご来店全員の皆様に半衿をプレゼントしています。ぜひ、この機会にお求めください!
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