上村松園展

上村松園展東京にも少し朝夕涼しい風が吹き始めた今月9日、東京国立近代美術館において、誰もがよく知る上村松園展が始まりました。

私の知る作品は代表的な「序の舞」くらいで、どこかで出逢ってはいたのでしょうが、すれちがっていたようです。

その画業において一筋に人物を描いてきた氏は、
「私はたいてい女性の絵ばかり描いている。
しかし、美しければ良いという気持ちで描いたことは一度もない。」
と語っています。

外面の美以外のものを追求しただけに、その内面は、外面である「装い」に強く反映していると 感じました。

会期も半ばを過ぎ、秋の単衣が気持ちの良い季節です。
少しおしゃれして、美術鑑賞ならぬ「装い鑑賞を」楽しんでみてはいかがですか?

銀座店 酒井

上村松園展

東京国立近代美術館
2010年9月7日(火)〜10月17日(日)
午前10時~午後5時、毎週金曜日は午後8時まで
月曜日休館

その他詳細は公式サイト → http://shoen.exhn.jp/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。


上の計算式の答えを入力してください