今日の銀座も気持ちよく青空が晴れ渡り、着物も単衣や麻が活躍する季節になりました。
帯も芯の入っていない帯を楽しみたいところですが、柔らかすぎて形が決まりにくい…そんなお悩みもあると思います。
そこで、柔らかい帯を使って銀座結び風に結んでみます。
今回は糸味のよい紬地に雨龍(あめりゅう)の帯。
とっても柔らかいこちらの帯で挑戦します。
写真はトルソーに着せていますが、ご自身で締める場合は前結びで大丈夫です。
まずは胴にふた巻きし、手先を体の幅と同じくらいに折り返します
ヒダをとってあげると可愛いです💕
その手先とタレ先を結びます。
手先が上に来るように結んでいますが、下でも大丈夫!お好みの位置にして下さい。
続いて、お太鼓を作ります。
帯山に帯揚げをセットし、結び目の上に当て結びます。
帯揚げだけだと不安な場合は仮紐を使ったり、山をふっくらさせたい時は薄いタオルなど入れるのも良いですね。
最後はタレ先に帯締めを当て、クルクル巻き上げてお太鼓の大きさを調整したら出来上がり!
柔らかい帯でもふっくら仕上がりました!
柔らかいだけあって、結び目のシワもすぐ消えてくれます。
あれやこれやと帯結びを工夫するのも、着物の楽しみの一つですね!
単衣綿薩摩 120,000円+税 身丈4尺(152cm) 裄1尺7寸5分(66.5cm)