早いもので、梅の香る2月が始まります。
節分の季節に、ぜひお召しいただきたいお着物。鬼や藤娘、鳥などがユーモラスに描かれた大津絵の紬付下をご紹介いたします。
大津絵とは、江戸時代の民族絵画。東海道を旅する際、旅人達の間で、お土産物やお守りとして大事にされた、滋賀県大津市で発祥したもの。
合わせた帯は、格子に梅柄のすてきな図柄。もとは、丸帯だったものを袋帯にお仕立て直しいたしました。
ひと味違った趣のある着こなしで、お出かけの1日をどうぞお楽しみ下さい。
大津絵の紬付下着物:90,000円+税
身丈:4尺3寸(約163cm)
裄丈:1尺6寸6分(約63cm)※裄出し1尺8寸(約68cm)可
格子に梅柄袋帯:65,000円+税
お江戸の粋な雰囲気を感じさせてくれる下駄の帯留。丸みを帯びた正方形の台座には、地面の土の風合いが細かく表現されています。
下駄の帯留(鉄、銅):48,000円+税
仲睦まじい2羽の水鳥の帯留。大津絵の着物の下前にも、鳥が描かれています。
水鳥の帯留(銅):38,000円+税