お正月になると南天の葉っぱや実を飾る習慣が日本にはあります。
「難転・なんてん」~難を転じて福となす~に通じることから、縁起木として愛されてきました。
お店にも、新年の梅の柄や南天をお探しのお客さまも増えてきています。
写真の着物と帯は、珍しい白南天の図柄のもの。
着物は葡萄鼠に、白南天と可憐な柿色の小菊が描かれた小紋。
帯も染帯ですが所々に刺繍が加えられた構図の美しい帯です。
こんな大人のコーディネートでのお正月を迎えたいものです。
南天に小菊の図小紋 (お仕立て直し)
着丈:4尺1寸(約155.8㎝) 裄:1尺7寸(約64.6㎝)
南天染名古屋帯
銀杏帯留 5,000円+税
田中