満開の枝垂れ桜。
谷崎潤一郎「細雪」のなかで、四姉妹は毎年京都の平安神宮にお花見に出掛けます。
その場面をほうふつとさせる羽織りがこちら
。
姉妹それぞれが、様々な思いを胸に見上げる桜。
京都府の府花でもあります。
霞のなかで、ひとつひとつが感情をもっているように咲く花。
その表現は、見事としか言いようがありません。
枝垂れ桜の羽織 (着物17-3-10)
身丈:2尺6寸(約98.8㎝) 裄:1尺7寸2分(約65.4㎝)
お仕立て直し
海老沢
※ご紹介の商品は「花の季節の着物展」2月25日からご覧いただけます。