こんにちは、灯屋2銀座店です。
アンティークモール銀座8周年大感謝祭・灯屋2 秋の新作展へのたくさんのお客様のご来店、心より感謝いたします。
開店30分前から何人ものお客様に並んでお待ち頂き、心よりうれしくお礼申し上げます。
最初にご紹介いたしました品物もおかげさまで多数売約済となりましたが、まだまだ秋は始まったばかり、季節を楽しむ美しい着物と帯を続けてご紹介してゆきますのでご期待ください。(HPの商品更新は今週金曜日の予定です。)
大感謝祭も9月22日まで開催しております。灯屋2も期間中は19:30まで営業、定休日なしでお買い上げ金額10%の商品券を進呈しております。
どうぞ2度も3度もご来店ください。
<時代とともに…>
日本人の服装が着物から洋服に変わったのはやはり戦争を境目としているようです。
人々が着物で暮らしていた頃の日本には6月、9月の単衣時期には単衣用の反物が織られていたそうです。
錦紗という織物もそうです。とても細い糸で織られているため、現在ではもう織られていないようです。
しなやかな肌ざわりや地紋織りの美しさは古き良き美しい日本の風景を映し出しているかのようです。
アンティーク着物をお好きな方は、皆さんご存じでしょう。
今回ご紹介のみさやま紬は信州松本の三才山で作られています。
山野に自生する草木によって何度も染められた糸を使い丹念に織りだされた紬です。
特徴としては100%草木染で主に玉葱、漆、栗、桜、山胡桃、蘇芳などで染め、
糸は経糸に絹の生糸、緯糸に真綿の紬糸を使い、柄は信州紬の持ち味でもある縞、格子を主としたシンプルなものが多いようです。
ご覧頂いている着物も美しい金茶色にところどころにベージュ色の横段が入り、
草木染の透明な美しさが存分に出ているお着物です。
このお着物は単衣仕立てです。
本来単衣は9月までとされていますが、袷のお仕立てに直せば袷の時期にも着ていただけます。
4月中旬頃から、または10月頃の袷の時期もむしろ単衣の方が軽快に過ごせます。
皆様の着物まわりにも一枚加えてみてはいかがでしょうか。
みさやま紬
裄:1尺7寸8分(約67.6cm)
身丈:4尺1寸(約155.8cm)
68250円合わせた帯:インドカンタワーク名古屋帯 67200円
ウズベキスタンアドラス名古屋帯 48300円
灯屋2の姉妹店 和箪笥、和骨董の可ナル舎では、9月18日(金)~20日(日)の期間、平和島、東京流通センターでの第130回「平和島全国古民具骨董まつり」に出店いたします。
けやきの木目が美しく状態が極上の米沢衣裳箪笥2竿など必見の目玉商品もございますので、さわやかな秋の日のお出かけにいかがでしょうか。