今年も、暮れていきます。
街にはイルミネーションが輝き、なんとなく気ぜわしくなる季節です。
今年も毎日着た着物は、紬や藍染めが多く、クリスマスだからといって煌びやかに着こなすのはなかなか難しいです。
今回はそんな自分好みのドレスアップをご紹介します。
着物は、伊勢型紙彫刻師・人間国宝 中村勇二郎 の江戸小紋。
臙脂色のおさえた色合いの中に菊唐草文様が浮かび上がります。
かなり細かい図柄には目を見張ります。
合わせた帯は、本紋地に牡丹の刺繍の華やかな帯です。
本紋は紗綾形に蘭と菊をあしらった合わせ紋です。
黒地の本紋に刺された刺繍は、色のトーンは抑え目ですが華やかさがあり豪華です。
色に頼りすぎず、着る人で雰囲気がかわるコーディネイトかもしれません。
ぜひ、はおりに来て下さい。
江戸小紋(刺繍一つ紋) 64,800円
身丈:4尺2寸8分(約162.6㎝) 裄:1尺7寸(約64.6㎝)
牡丹刺繍帯 (帯16-12-10)
帯揚げ 4,300円 帯留 17,280円
徳永