連日猛暑が続いていますが、暦の上では「立秋」を迎えています。
こんな時こそ秋の絵柄を纏って涼やかにお出かけしたいものです。
写真の着物は納戸色に萩が染められた絽の着物。
縦に銀糸が織り込まれ、見た目にも涼やかです。
夏の訪問着らしく、余白を活かした萩の枝ぶりも美しく、帯次第で何通りもの着こなしが楽しめます。
合わせた帯は、こちらも萩の柄。クリーム地にブルーと茶の萩が染められ、前とお太鼓にこおろぎの刺繍が施されています。着用されると目立ちませんが、部分的に糊の灰汁のようなシミがありますので店頭で手に取ってご確認ください。
すっきりした装いに帯留も芝山細工の露芝の帯留をあわせてみました。
細工が美しく、存在感のある帯留です。
萩の訪問着 (着物15-6-11) 97,200円
身丈:4尺1寸5分(約157.7cm) 裄:1尺7寸5分(約66.5cm)
萩とコオロギ名古屋帯 43,200円
べっ甲芝山細工露芝帯留 25,920円