春を呼ぶ

黒地霞ぼかし四季の花紋羽織寒さ厳しい毎日です。
寒い日が続けば、春がやって来るという事で、すんだ冷たい空気も今しか味わえません!
暦の上では、立春。
谷間から山里に姿を見せてくれる黄鶯の清らかな鳴き声を聞けるのも、遠い事ではないでしょう。

江戸時代の御所解文様が、昭和初期に流行ったそうです。
この羽織は、その流行りを受けて作られた御所解文様の写しが型友禅されています。
時代は昭和初期よりは、後になるかと思います。

ぼかしの中に明るく優しい色合いで水仙、梅、牡丹、松、紅葉、笹と現実では、同じ季節には咲かないお花達が華やかに染められています。
着心地が、とても軽く、着ている事を忘れるほど。
この頃の布巾で裄が、短めなのが、弱点です。

モダンな更紗模様の羽裏もこの羽織の魅力。
お着物や四季を問わず、お召しいただけます。
他にも素敵な羽織をご用意しております。
どうぞ、ご来店ください。

黒地霞ぼかし四季の花紋羽織黒地霞ぼかし四季の花紋羽織

黒地霞ぼかし四季の花紋羽織 (着物12-10-3) お仕立て直し 71400円
身丈:2尺8寸(約106.4cm) 裄:1尺7寸(約64.6cm)

白井

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